ラジオは楽し

どのテレビ局の番組を観ても例のごとくコロナコロナと厭になる、そこで早々とベットに入り推理小説を読むことになる。疲れてすぐに寝入ってしまい日付が変わるころ目が覚めそれからラジオ深夜放送という繰り返しである。
　この深夜放送NHKのラジオ深夜便という番組、老若男女多様なリスナー向けに音楽は民謡を除き殆どのカテゴリーを網羅しておりクラシックは言うのおよばずポップス、ジャズ、ポピュラー、思い出の流行歌などいろんな音楽が聴け楽しい。
　中でも歌手特集では、この歌手がこんな歌を歌ってたのとびっくりするようなものをマニアックなスタッフが探し超レアな曲を流してくれるのも楽しみだ、本来の持ち歌歌手には無い魅力を味合わせてくれ、その歌手の人生経験や個性などから滲みだされた説得力のある歌唱に、こういった歌い方も有ったのだと新たな感動を覚えた事も少なくない。
　例えば北島三郎が東京五輪音頭、三波春夫の岸壁の母、西田佐知子の港町ブルースなどは最近の出色ものだ、持ち歌歌手の名は言うまでもあるまい。
　また「特撰母を語る」というコーナでは、各界の著名人が母についての思い出を語るのだが親の影響力の偉大さや子供の人となりを決定づけるインパクトを感ぜずにはいられない。母は偉大なり。