Truth Diary

姿勢は心の窓

 歩き方なんて深く考えた事は無く単にに歩けばいいと思ってきた。10代後半あたりは真面目さに反発を覚え、わざと肩を怒らして不良ぽい歩き方を真似したものだった。
 それが習い性となり今では直そうとしても直らなくなつている。
 数年前だが終戦記念日の式典を中継したテレビで席を立ち挨拶に向かう安倍前首相の背筋を伸ばし泰然とした優雅な歩く姿勢に魅了させられた。
 あのような優雅な歩き方をしたいと挑戦してみたがすぐに悪い癖が出て直らない。
 欧米では親が小さいうちから歩き方を躾けると聞く。日本では歩く事は軽んじられ歩き方を躾けていると言う話は聞かない。
 安倍前総理の優雅な歩き姿勢はその人柄を如実に表わし、幼い頃からの躾けやご自身の日頃の努力の賜物と思われる。
 名門の出で、育ちのいい彼の優美なステップを余人はそう簡単に真似できないと思つたものだつた。 信条とする美しい日本を目指してきた彼の歩き姿は優雅で美しかった。
 今並みいる政治家で彼のような歩き方の素敵な人は見かけない。特に岸田総理には見習ってほしい国際舞台で活躍する人等はその一挙手一投足が世界中から注目されている、人格とセンスが滲み出るきれいな歩き方を身に付けて欲しい。姿勢は心の窓と言われる。我が国でも幼少期から勉学ばかりでなく生き方、人格に通ずる歩き方も学ばせてみてはどうか、我を顧みて思う。

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