Truth Diary

OB会メンバーの世界チャンピオンを祝う

 福島市の母校学法福島高等学校空手道部41期生の香川幸充(ひでよし)君は空手道世界大会で優勝するなど世界を舞台に数々の快挙を成し遂げ我々OBの希望の星として、また現役生の目標・励みとなっている。
 その功績を称え祝う会と恒例のOB会懇親会を兼ねた会が、福島市のホテルで開催された。おりしも全国リクリェーション大会や福島競馬、仙台で有名ミュージシャンのコンサートなどが重なり福島のホテルは満杯で、運転代行で福島の実家に泊まろうかと思っていたが、OBの中にホテルの経営者がおり、後輩が無理にたのんで部屋を都合してもらい泊まることになった。
 世界一になった後輩はさぞかし猛者の風体かと思いきや、それが優しい顔立ちの好青年「強さの原点は優しさにあり」俚諺どおりだ。193センチの長身に童顔がのってシャイな言動が先輩後輩から慕われる所以だろう。久しぶりに高校時代にタイムスリップして酒を酌み交わしながら歓談。会長を永年つとめ今は名誉会長の席をけがしている関係で、乾杯の音頭を仰せつかり祝杯を味わった。
 次の東京オリンピックで空手道が競技種目に加えられ、そこで日の丸を揚げよう、母校に金メダルをかけて来いよを合言葉にお開きになった。
 若い後輩たちと2次会に行ったが女性の後輩から、押忍と書いて「オス」という挨拶言葉、応援団や空手の世界でしか使われない、伝統の挨拶をされ、今は立派な主婦であろうメス(失礼)から「オス」と昔ながらの先輩に対する挨拶で、空手の世界に身をおいた人の、一途な伝統は50年経っても引き継がれていると、創部1期生としてはこそばゆい感想を述べ、年長者は早く引けるのが礼儀とばかり、「オス」の彼女たちに「また逢おう」と約束をしてホテルに戻った。

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