Truth Diary

アユ解禁

 七月一日、待望のアユ釣り解禁日だ、現役時代は安全関係の役員をやっていた関係で当日は全国的に安全衛生週間の初日という事で関連イベントがあり、解禁日をよそ見しながら泣く泣く安全大会に出席していたものだ。
 リタイヤ後誰に遠慮もなくアユ釣りに専念できたのもつかの間、東日本大震災の津波の影響か、ぱったりと釣れなくなって現在に至っている。5年を過ぎたので少しは回復したかと期待したが、以前のようではなかった。
 釣果は3分の一にも満たない、歳のせいで技量が落ちたと言われれば何とも反論のしようもないが確実に、数が激減している。
 女々しい言い訳はその辺にして、申し分のない釣り日和だった。
  二十代後半に住んでいた加美町の鳴瀬川に行った。どうせ期待も出来ないので、ゆっくり家を出て、少し遅めに現場到着すると川釣り人で一杯。鈴なりの釣り人のすき間に入れてもらう。
 平年よりも水が少なく川を渡りやすいのは良かったが、アユが石に着いた苔を食んだ跡が見えない、という事はアユが居ないか少ない証拠。
 辛抱強く待って幾らかは釣った、30度と言う真夏日に冷たい川に浸かって魚の掛かるのを待つのは釣り師冥利、やせ我慢でなく楽しんだアユ釣りだった。


釣れなくなり人影も少なくなった川

なんとか例年のように食卓に載せる事が出来た。

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