厚生労働省がすべての医薬品へバーコードの表示を義務づけるそうです。早ければ今年の8月にも「医療用医薬品へのバーコード表示の実施について」を通知し、2年後の2008年の完全実施を目指すそうです。
目的としては投薬ミス防止と薬害が発生した際のトレーサビリティ確保だそうです。まず、すべての医薬品すべてについてPTPシート1枚ごと、アンプル1本ごとに医薬品の場コード表示を義務付け、さらに血液製剤などの「特定生物由来製品」については医薬品の名称に加え、有効期限と製造番号のバーコードも表示を義務付けるそうです。
バーコード表示する対象と内容は・・・
医療用医薬品の種類 | 商品コード | 有効期限 | 製造番号または製造記号 |
---|---|---|---|
特定生物由来製品 | ◎ | ◎ | ◎ |
生物由来製品(特定生物由来製品を除く) | ◎ | ○ | ○ |
内服薬(生物由来製品を除く) | ◎ | ○ | ○ |
注射薬(生物由来製品を除く) | ◎ | ○ | ○ |
外用薬(生物由来製品を除く) | ◎ | ○ | ○ |
だそうです。(日経メディカルオンラインから転記)
ちなみに、国立国際医療センターでは2001年からバーコードによる医薬品管理を行っており電子カルテ等とも連携するようになっているそうです。
ちょっとここで気になるのがバーコードのコード体系。有効期限や製造番号もバーコードに記載するとなると、我々がコンビニなどでお世話になっているJANコードではなさそうです・・・。どのようなコード体系になるんでしょうか?あと、商品コードの部分はどのコードを使うんでしょうか?そのまま名前から推測するとJANコードかもしれませんが、もしかすると個別医薬品コード?それともHOT番号?などと想像は広がるばかりです(笑)
どなたか詳しい情報をお持ちでしたらご教授いただければ幸いです(笑)
ちなみに元ネタは
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/report/200607/500964.html
です。会員制なので会員登録しないと全文は読めません。あしからず。