玉木の暇つぶし

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医薬品のバーコード表示義務化へ

2006-07-18 16:10:26 | 医療

 厚生労働省がすべての医薬品へバーコードの表示を義務づけるそうです。早ければ今年の8月にも「医療用医薬品へのバーコード表示の実施について」を通知し、2年後の2008年の完全実施を目指すそうです。

 目的としては投薬ミス防止と薬害が発生した際のトレーサビリティ確保だそうです。まず、すべての医薬品すべてについてPTPシート1枚ごと、アンプル1本ごとに医薬品の場コード表示を義務付け、さらに血液製剤などの「特定生物由来製品」については医薬品の名称に加え、有効期限と製造番号のバーコードも表示を義務付けるそうです。

 バーコード表示する対象と内容は・・・

医療用医薬品の種類 商品コード 有効期限 製造番号または製造記号
特定生物由来製品
生物由来製品(特定生物由来製品を除く)
内服薬(生物由来製品を除く)
注射薬(生物由来製品を除く)
外用薬(生物由来製品を除く)

 だそうです。(日経メディカルオンラインから転記)

 ちなみに、国立国際医療センターでは2001年からバーコードによる医薬品管理を行っており電子カルテ等とも連携するようになっているそうです。

 ちょっとここで気になるのがバーコードのコード体系。有効期限や製造番号もバーコードに記載するとなると、我々がコンビニなどでお世話になっているJANコードではなさそうです・・・。どのようなコード体系になるんでしょうか?あと、商品コードの部分はどのコードを使うんでしょうか?そのまま名前から推測するとJANコードかもしれませんが、もしかすると個別医薬品コード?それともHOT番号?などと想像は広がるばかりです(笑)

 どなたか詳しい情報をお持ちでしたらご教授いただければ幸いです(笑)

 ちなみに元ネタは

  http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/report/200607/500964.html

 です。会員制なので会員登録しないと全文は読めません。あしからず。

 


電レセ普及のために厚生労働省がソフト配布

2006-07-07 11:05:40 | 医療

 厚生労働省が一向に進まない電レセ普及の為に、既存のレセコンを電子レセプトに対応させるソフト「レセスタ」を開発、配布するようです。

 詳しい記事は日経メディカルオンラインに載っていますが、会員制なのでユーザー登録をしないと記事を閲覧できないので概略を紹介します。

 この「レセスタ」は、既存のレセコンから電子レセプトのデータを作成する変換ソフトだそうで、現在はテスト段階で今年夏からの本格運用を目指しているらしいです。ソフト自体は無償ですが、サーポートは有償で診療所の場合は一律15万円、病院では導入しているレセコンの種類と病床数に応じた金額を負担することになるようです。
 このソフトの申し込みは4/25から受け付けていて、利用申込書は厚生労働省の特設サイトから入手できるそうです。

 https://www.recesta.mhlw.go.jp/

 現時点で、富士通、三洋電機、東芝住電医療情報システムズ、日本事務機、日本電気、日立、NTTデータが対応するそうです。

 このソフトを使えば既存レセコンから電算レセへのデータ移行もあまり予算と手間をかけずに実現できるようになるのでは?と考えてみましたがいかがでしょう?


日経メディカルオンライン

2006-05-09 00:51:44 | 医療

 毎日チェックし、会員登録して愛読しているIT技術系のサイトは4イトほどありますが、医療系のサイトは全く知らないし、チェックもしていないな…と、ふと思い、適当にググってみたなかから「日経メディカルオンライン」を先週から読んでみています。

 他になにか良いサイトをご存じでしたら是非、教えてください。取り敢えず、「日経メディカルオンライン」から気になった記事を2つほど紹介…

 http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/200604/500336.html
 http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/200605/500367.html

 最初の記事は急性期入院加算がなくなったことについての記事で、簡単な内容ですが、地域連携に興味のある自分としては気になる記事でした。あともう一つの記事はオレンジデータブックについての解説記事です。まだ連載が始まったばかりなのでこれからチェックしていこうかと思ってます。