「電気ショックで外来種撲滅へ」
琵琶湖では20~30年前から北米原産のブラックバスやブルーギルなどの外来魚が大量に繁殖し、固有種への食害が確認されるようになった。特にニゴロブナが加速度的に減少。昭和55年に約900トンだった漁獲量は、平成5年以降は100トン前後で推移している。
これを受け、県は平成14年から県漁連に外来魚の駆除1キロにつき300円の補助を開始。毎年300~500トンを駆除した結果、外来魚の推定生息量は19年から5年連続で減少しており、23年4月の推定生息量は1330トンで、ピークだった18年4月の1920トンから約3割減った。
そこで県は、より効果的な手段として、長野県の諏訪湖や皇居の堀など県外で活用されていた電気ショッカーボートに着目。ボートを借りて琵琶湖で試験運転したところ、大型の外来魚の捕獲に成功したため、今年度に約570万円かけて1台を導入した。
電気ショッカーボートは、前方に電極が2本とりつけてあり、水中に垂らして水深2メートルの範囲に500~千ボルトの電圧をかけることができる。感電して気絶し、水面に浮かび上がってきた魚の中から外来魚だけを選んで網で捕獲する。気絶した魚は数分すると回復するため、固有種の生態に影響はないという。新聞記事より〒192-0355 東京都八王子市堀之内 2-6-1
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