待ち焦がれていた恋人が来たと思ったらもう帰ってしまった

駐車場でゴルフクラブを振りながら車の来るのを待っていたのは31日の昼ごろでした
1年前には産まれたてで病院のベッドで小さな寝息をたてていた孫の奏絵である
車が着くとチャイルドシートに座ってる奏絵をぎこちなく抱き上げました
彼女は泣きもせずすぐになじんでくれました


それからの4日間は成長した奏絵と密度の濃い日を過ごすことができました

とにかく何にでも興味を示し動きが速く眼が離せません
意思表示もはっきりしてきて少し見ないうちに男の子のようになってました

特に炬燵の上がお気に入りで器用に上り下りしてました


「奏絵ちゃ~ん」と呼びかけると手を上げて可愛い声で「ハ~イ」と返事します

抱っこすると頬を寄せてくるしもう可愛すぎてメロメロ状態になってしまいました

生後1年なので【一升餅】を行いました
この儀式は背中に風呂敷で包んだ一升餅を背負い歩くものです
一生食べる物に困らないように
丸く平和で幸せな人生を歩むように
こんな願いがこめられており当地方ではよく行われてます


奏絵は歩くことが出来ないため炬燵の回りをつたい歩くだけになりました

息子や娘はそれなりに歩けましたが奏絵は遅いようです

餅が重かったのか最後はお疲れモードでした
