熱いねっ！

自分が休みのときでも家族が出かけるとなると、そうそうゆっくりもしてられない主婦の朝。
でも、日曜は家族全員が休みだから、ついつい寝坊しがち。
早朝から出かけたい人は勝手に出かければいいだけで。

そんな二度寝、三度寝を楽しんでいた日曜の朝、電話がかかってきまして。出ると、実家の母。
「今ねー、Yちゃんが甲子園に行ってて、TV見てるのよー」と。
（だから？それが？）と思わず声に出そうになるけど、そこは多少大人（？）Yちゃんというのは姪っ子。
「へえ、そう。でも、なんでYちゃんが？」ちなみにYちゃんは女の子。19歳。高校時代は吹奏楽部。
「現役の子だけだと人数が足りないから卒業生も借り出されてるらしいのよ」と母。
「ふぅーーん、そうなの・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「みんな元気？」
「うん、元気よ。」

まあ、そんな感じで電話は切れました。ねえ、冷たい娘ですねぇ。
母の言いたいことはわかります。もしかすると孫娘（私にとっては姪っ子）がTVに映るかも知れないから見てねっ！って、ことだったんだよね？でも、あまりに冷たい娘の反応に言い出せなかったのね？ごめんなさい・・・・・・・母上様。
でも、まあ・・・・・・・母と私も長い付き合いですから、寝起きの私のテンションが異常に低いってことも知ってるでしょう？だからって母に冷たい態度を取っていいということにはなりませんが。
あの時間まで主婦である娘が寝こけているとは思わなかったのかもしれませんけどね。

さっき、ネットのニュースで確認したら姪っ子が卒業した高校は1回戦で敗退したようです。
大体さー、どこの学校が甲子園に出場してるかも知らないからさぁー。
うちの県の代表すらしらな・・・・・・・あっ、知ってるわ。何日か前に夫が号外をもらって来てて、騒いでたっけ。

高校野球といえば・・・・・一昨年の夏は燃えましたっけ。
だって、うちの坊ちゃん、高校球児でしたからね。
こないだ、ふと考えちゃったんだけど、毎年毎年、約50校が出場してるとして、各校のベンチ入りできる生徒が20人？ですか？もっと？
そう考えるとさ、約1000人の高校生が甲子園に行かれるわけですよ。それほど狭き門じゃなくない？なぁーんて思っちゃったよ。でも、実際には遠い夢。いかに野球をやってる少年が多いかってことですね。
いくら頑張ったってチームに実力がなければ出場できないし、実力があるチームに所属してればベンチ入りすることすら難しいだろうしね。
まあ、所詮、それだけの実力だったということなんだけど。
でも、それでも、一生懸命頑張る。負ければ悔しい。3年生にとっては試合に負ける＝引退ですからね。夏の大会は。
色んな思いが交錯して夏の甲子園は見てるものを感動させるんだよね。

夫がチャンネルをパチパチ変えない限り見ることはない甲子園の中継だけど、一生懸命頑張ってる彼らの姿を見ると、涙が出てきちゃうんだよな。
青春だね。熱いね。