写真は昨年のフローラS・ミルキーウェイ(6着・18人気)
あのマイネルーチェが、あのGⅡ・フローラステークスに!
4月22日(日)東京競馬場で行なわれるGII・フローラステークスに”あの”マイネルーチェが出走予定となっています。
”あの”マイネルーチェとはご存知の通り、昨年大野騎手がGⅢ・新潟2歳Sを11人気という下位人気ながら
ハナ差の2着に持ってきた馬です。
それ以来残念ながら大野騎手の騎乗はありません。
今年の京成杯の時に騎乗プランもあったようですがバルジュ騎手が来日した為、当然?何事も無かったように(笑い)消えてしまいました。
でも愚痴をひとこと。
マイネルーチェが新馬以降に継続してG1やGレースに出走できるのは、
新潟2歳Sで大野騎手の好騎乗で2着になった時の賞金加算があるからです。
しかし新聞やネット、マスコミ等をみてもマイネルーチェの記事に大野騎手の文字が一切ありません。
寂しい事に大野騎手はすでに忘れられた存在に....。
確かあのレース後大野騎手は「ハナ差は騎手の差ですね」
「悔しいですが今日勝っていたら天狗になってしまうかも。良い勉強ですよ」とコメントしていました。
当然悔しいのは我々以上でそして
「今日勝っていれば何時かは乗れたかとは思いますが、ハナ差でも負けたのは事実なのでもう回ってこないのでは」と。
確かにその後の騎乗はありません....(泣)
”あの”GII・フローラステークスとは大野騎手が昨年デビュー以来始めて騎乗した記念となる重賞競走でした。
しかも初の重賞競走がなんとGⅡ・オークストライアル!
騎乗した馬もテン乗り(初めての騎乗)となる関西・佐藤正厩舎所属のミルキーウェイ号。
レース週の木曜日に新聞で出走馬を見た時は目が飛び出るような衝撃的な出来事でした。
だって、オークストライアルに騎乗できるなんて全く思っても見なかったので....。
そしてレース当日はなんと18頭中18人気。馬体はなんと-10kg。
未勝利を勝ったばかりの馬にあんちゃん騎乗では人気は無いのは当然。
しかし、ミルキーウェイの成績やビデオを見ると追って伸びるタイプに見えたので密かに期待をしていました。
※今の大野騎手の騎乗スタイルは先行ですが小生は追える騎手と見ています。
現実のトライアルレースは、未勝利を勝ったばかりの馬とあんちゃんには甘いもんではなかったようです。
道中は全く動けなく中団のまま。 直線に入っても馬群の中。 「もう駄目か」と諦めかけた瞬間に、
スペースを見つけると必死に追う大野騎手に応えるかのように鋭く伸びてきました。
そして雪崩れ込むようにゴールに入り結果はなんと0.3秒差の6着。
なんと権利取りまで0.1秒差の僅差でした。
初の重賞競走では大健闘だったと思います。
が、しかし、それ以降ミルキーウェイの騎乗依頼はなし。(故障してしまいました)
※佐藤正厩舎からの騎乗依頼もありません....残念。
さぁ、今年のGⅡ・フローラステークスに騎乗の依頼は来るのでしょうか?