
2ヵ月ぶりにフォトフレームを入れ替えました。今回は、ハングル文字を花でデザインしたポストカードです。昨年5月にソウルに旅行したときに、南山(なむさん)タワー(ソウルタワー)のショップで求めたものです。
ハングル文字は日本語の五十音文字に相当し、母音記号と子音記号の組み合わせで表記されます。日本語のローマ字表記と同じ構造です。
以下に、オリジナルカード(画像にポインタを当てると花の名前が出ます)と私の解説を載せます。
(★これより下の画像をクリックすると大きい画像が見られます。)
下段右端の松のデザインのカードは、フレームには横向きに入れざるを得なかったのですが、本来はこの形です。
他に求めたものも併せ、相当する日本語 or 英語の発音を記しておきます。
[左] 母音群(左上から時計回りに):「ア」「オ(口をすぼめてオと発音)」「オ(日本語のオに一番近い音)」「ヤ」「オ(アの口でオと発音)」
[右] 子音群:「H」「P」「L(日本語のラ行と似た発音)」
<ハングル考察>
何を隠そう、私は韓国ドラマや映画が大好きで、現代ものも時代ものも相当数見ております(恥ずかしくて具体的な数字は言えません(^^;)。ドラマ鑑賞を通じ、ハングルが日本語に最も近い外国語だと感じて親近感と興味を持ち、少しだけ勉強しました。これから書くことは、私の拙い知識内での話なので、その旨ご承知の上で聴いてくださいね。
日本語の母音表記は5種類だけですが、ハングルはその倍以上あります。そのため、例えば英語を外来語として表記したり発音したりするとき、より英語の発音に近い表現ができるのです。但し、伸ばす音「ー」がハングルにはありません。
結果、例えば、「concert」(英語では母音2つで2音節で発音)を日本語では「コンサート」と母音を3つ入れて3音節で発音しますが、ハングルでは「コンソトゥ」と母音2つで2音節で発音します(最後の「トゥ」は、日本語でこう表記するしかなかったのでそうしましたが、実際の発音には母音はほとんど入っていません)。「er」の曖昧音部分は、日本語の「ア」の口で「オ」と発音する音(下段左端の音@上記左画像)を当てるので、日本語の「ア」より、より英語の発音に近くなるのです。
というわけで、日本人の英語が”ジャパニーズイングリッシュ”になってしまうのは拙い教育法に負うところが大きいとずっと考えておりましたが、日本語の母音表記が少ないことも関係しているのではないかと気づいた次第です。実際の母音の発音には5種類以上ありますものね。自分でいろいろな単語を発音しながら注意深く母音に耳を傾けてみるとわかると思います。でも、表記上5種類に絞ったことがこんなところに影響してくるのだなぁと、妙に感じ入ったものです(^^; 逆に、韓国人が日本人より英語が上手(少なくとも発音は英語に近い)なのは、母音表記の多さにも起因していると私は考えるわけです。ドラマや映画を観ていても、韓国の観光地の店員などを見ていても、日本人よりずっと英語が上手なのがわかるのです。
すみません、つぶやきが長くなりましたm(__)m
右は、昨年5月にソウルに旅行したときのコスプレ画像です(^^)v 6月に別の地方都市に旅行するので、またトライするつもり...(^^; 今度は王妃がいいかな。
言語&コスプレも大好きなtakuetsu@管理人でした。