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えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...
ありのままに、ユーモラスに......♪

憲法ミュージカル2008/ロラ・マシン物語 ~チケット販売開始~

2008年03月19日 | 音楽
 私の関わっている&以前ここでも出演者を募集した「LIVE!憲法ミュージカル in さんたま 2008 ~ロラ・マシン物語~」の公演まであと2ヶ月を切りました。(3月9日に朝日新聞の多摩版でも紹介されました。)

 市民から公募した5~77歳までの出演者は、(土)・(日)・祝日を全部練習に充ててがんばっています。100人近くの老若男女が同じ目標に向かって努力するさまは感動的です。また、健常者が障がい者を労わり、年長者が年少者を助け、中高生が幼い子をあやしたり一緒に戯れたりしながら練習に励む姿には、ほのぼのとした気持ちになります。

     
          練習風景@立川/泉体育館

 今月初め、主演女優がフィリピンまで行ってきました。物語の主人公、ロラ・マシンさんの人生の軌跡を、彼女の義理のご子息の案内で辿ってきたのです。
 ロラさんは2歳のときに母を失い、13歳のとき目の前で父親を日本軍に殺され、自らは従軍慰安婦にされました。戦後も周囲の理解を得られず、蛇蝎(だかつ)のごとく蔑まれ、差別されて過ごしました。母の形見であるミシンと叔父さんの子どもたちを支えに、なんとか生きながらえたのです。
 つまり、今回案内してくれた息子さんは、義理の身内の人生を日本人にズタズタにされたにもかかわらず、日本人を温かく迎え入れ、案内してくれたわけです。この、憎しみや恨みを超越した博愛、慈愛...人間愛とでも言うのでしょうか...それを前にすると、いまだ正式な謝罪をしようとしない日本国の国民の一人として、ただただ恥ずかしい思いです。

 現地では急きょ記者会見が開かれ、10社近くのメディア関係者が訪れ、3時間に及ぶ熱い会見となったそうです。それとは対照的に、この「憲法ミュージカル」の記者会見に来るメディアの少ないこと...被害者と加害者との違いなのでしょうか?

 憲法に興味があってもなくても、ミュージカルに詳しくても詳しくなくても、熱いステージを見て何かを感じてみませんか?
 5月5日日野市民会館での公演を皮切りに、東京の多摩地区5ヵ所で上演されます。私は5月17日(土)の多摩公演@「パルテノン多摩」(@京王/小田急多摩センター 15時開場・16時開演)の実行委員をしております。どの会場でご覧くださってもかまいませんが、できたら私の担当の「パルテノン多摩」で見てくださるととても嬉しいです
 多摩公演券を販売しておりますので、takuetsu1958@mail.goo.ne.jp までご連絡ください。
 

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