■播州弁男と女■ |
●男言葉女言葉 |
●~がい。 |
「そんなこと、知らんがい」 「なかなか、がんばっとるがい」 語尾につけて、『知らないですよ』『がんばっているようですね』という意味を強調するようなニュアンスがあります。男性はごく普通に使っています。女性は「がいな」と後に「な」をつけると柔らかくなって使えます。または、次のように「やんか」をよく使います。 |
●~こ? |
「宿題できたんこ?」 「何か、ええことあったんこ?」 語尾につけて、疑問形として使います。『できたのですか』『あったのですか』となります。 「宿題できたか?」 「何か、ええとこあったんか?」 |
●~のー。 |
「えらい、せんどぶりやのー」(大変ひさしぶりですねえ) 「そんなこと、あったんかいのー?」(そんなことが、ありましたかねえ) 「・・・なあ」と感嘆と疑問の両方を表す場合があります。 「えらい、せんどぶりやねえ」と「ねえ」あるいは「なあ」と言い換えることができます。 |
●なんどいや?(なんぞいや?) |
あえて訳せば『何ですか』という意味ですが、聞きなれた人と、初めて聞く人との受け取り方が相当違う言葉でしょう。 「ちょっとあんた」 「なんどいや?」 「そこのお茶碗とって」 と普通の日常会話に、いくらでも出てきます。この場合、単に「えっ何?」と言い換えてもいいぐらいです。しかし、初めて「なんどいや?」と言われたら、(この人怒っているのかな)と思うでしょうね。女性は使いにくい言葉です。 |
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