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うつ病の治療効果に期待・・・認知行動療法

2010年04月13日 | Weblog
     ◎認知行動療法とは・・・患者が不安感が強まることなどで、自己に否定的な物事の捉え方や解釈(認知の歪み)が

     生じることに対し、治療者の手助けによって歪みを気付かせ、修正する対処法を学習することで、不快な感情を改善させる

     精神療法です。

     これまで効果を疑問視する意見もあったようですが・・・薬物療法と併用すると・・・効果的との科学的な証拠も出揃ってきたとのことです。

     治療は・・・対面式の面接が中心で、1回の面接時間は30分以上で・・・それを原則16回~20回行う事になります。

     そして、面接で話し合ったことを実生活で検証し、認知の修正をするホームワーク(宿題)が必須の課題で…日常生活が

     治療の場となり、考え方や行動のクセを改めて・・・落ち込みやすいといった気分を変えていきます。

     この認知行動療法は・・・4月から健康保険の適用になっていますが・・・医師の研修コースが未整備であること・・・

     診療報酬が低い等の普及に向けた取り組みの課題が浮き彫りにもなっています。

     公明党は・・・薬物療法と認知行動療法などの併用を普及させる等を柱とする・・・「総合うつ対策」をまとめ・・・

     その実現を政府に申し入れています。