『総合うつ対策』

　　　◎そううつ病を含む気分障害の患者さんは、この10年間で43万人から92万人に倍増しているそうです。

　　これは国民の15人に1人が経験する、いわば“国民病”ともいうべき状況です。

　　『平成19年中における自殺の概要資料』によると年間自殺者は33.093名と高水準で推移しています。

　　そのうち『うつ病』が原因・動機とみられるケースが最も多く、うつ病対策は喫緊の課題です。

　　公明党は、党内に『うつ病対策ワーキングチーム』を設置。
　　うつ病患者の職場復帰支援事業の現場視察を行い、担当者や医療関係者からヒヤリングを行っています。

　　そして、総合うつ病対策に関する提言をまとめ、7月に厚生労働大臣に申し入れをしています。

　　①早期発見・早期治療の推進
　　②専門医受診率を現状の2割程度から５割以上への引き上げ
　　③職場など社会復帰への支援拡充
　　④子どものうつ病治療研究推進　　　を求めています。

　　うつ病患者が安心して治療に専念でき、社会復帰できる体制整備に向けて全力で取り組んでいます。