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“ふつうの生活”の大切さ

2007年09月22日 | Weblog
 ◎写真:鵠沼小学校の通学路の危険箇所にガードレールが付きました。

 
 “ふつうの生活”の大切さ
 これは…1998年12月28日付けの朝日新聞の社説の題名です。
 この論説は大熊由紀子さんの執筆です。

 日本は、アブノーマライゼーションの国である…と始まります。
 
 北欧や英国や米国では施設で暮らす人がグングン減っているのに、日本だけは施設入所が、増え続けている。
それらの諸外国では、地域の中での普通の暮らしを社会の責任で支援し、施設を計画的に減らしていった。
ところが…日本は反対の方向を進んでいる。

 ノーマラゼーションは、障害や病気がどんなに重くても、年をとっても死が迫っていても、人間は「ふつうの生活」を送る『権利』がある、社会にはそれを支える「責任」があるという思想である。

 デンマークで生まれたこの思想は、スウェ-デンのべンクト・ニーリエ氏が普通のの生活を測る物差しとして『八つの原理』をまとめ、英語の論文にしたことから各国に広まりました。

 これが…
 ノーマラゼーションの根拠法と言える考え方なのだと思います。