●本邦初公開! 18世紀中期官撰地誌『輿地図書』:鬱陵島のみ、独島は含まず
●18世紀中期編集『輿地図書』:江原道蔚珍縣
●所蔵:韓国教会史研究所
●注目点
『輿地図書』の各邑邑誌には彩色地図が収録されている。
鬱陵島は、江原道蔚珍縣に属していた。
蔚珍縣の地図には、朝鮮半島の東側に「欝陵島」が記されている。しかしな
がら独島は書かれていない。本文(江原道三陟府)には「云于山欝陵一島」
とあり、鬱陵島と于山島は同一の島としている。つまり、18世紀中期朝鮮
王朝では、鬱陵島=于山島と地理的に認識しており、独島は認識していな
かったことが分かる。
●18世紀中期編集『輿地図書』:江原道蔚珍縣
●所蔵:韓国教会史研究所
●注目点
『輿地図書』の各邑邑誌には彩色地図が収録されている。
鬱陵島は、江原道蔚珍縣に属していた。
蔚珍縣の地図には、朝鮮半島の東側に「欝陵島」が記されている。しかしな
がら独島は書かれていない。本文(江原道三陟府)には「云于山欝陵一島」
とあり、鬱陵島と于山島は同一の島としている。つまり、18世紀中期朝鮮
王朝では、鬱陵島=于山島と地理的に認識しており、独島は認識していな
かったことが分かる。