商売柄、自分の家は比較的スッキリ整理されているし、モノも少な目で生活していると思っている。実際、私が片付けのお手伝いをしたお客様に我が家を見てもらった時も、引き出し、押し入れなどを見て、モノの少なさにびっくりしてた(それでも、ミニマリストと言われる人よりはずっと多いだろう)。
少な目、そう、少な目なのだが、まだまだ甘かった。一応モノが決まった住所に収納されているので、気付かなかった。『私、結構使わないモノを抱え込んでる』ということに。
例えば、服を処分するたびにボタンやリボンは外して保管していた。子どもがまだ小さかった頃は、これらも何かと役に立った。ズボンの前後を示す目印にしたり、子ども用バッグのアクセントにしたり。
布団カバーのファスナーも残していた。自分でカバーを作っていたから。
きれいな空缶もそう。今どきのクッキー缶はデザインがとてもきれい。こんなきれいなモノを使い捨てにするのがどうしてもできなくて、いくつかは残していたが、今となっては使うあてもないし、大きさもバラバラな空缶。
これらを『使うかも』と残して、何年たったのだろう。
続く