片付け手伝いの『たけのこ屋』

片付け好きが高じて、宇治市で開店中です。
片付けのコツや考え方、併せてオモシロ小話などもちょっぴりつぶやいています。

欲しい!んだけど… 2

2024年03月28日 | モノを買うこと、もらうこと ~モノは増えるよどこまでも

前回の続き

市内の木工所見学に行ってきた。

私にしては早い決断。このブログのきっかけ『たけのこ屋』を始めたのも、ふとした思い付きだった。漫画で言うところの、電球が頭の上で”ピッカーン”と光った感じ。最近はこの”ピッカーン”がよく起こる。そして、それに素直に従ってしまう。いいのか、悪いのか?なんだか人生のターニングポイントな気がしている。そんな気がするだけなので、実際にそうなのかは分からない。でも、思いつきに従って進むことに、不安と大きな期待を感じている。私の何かが変わりそう。

市内と言っても、住宅地を抜けて山道をくねくねと15分くらい、登って、降りてを繰り返した山の中の集落。集落まではすぐ分かったのだが、そこからちょっと迷う。グーグル君に道案内してもらったのだが…。

狭い道を行くと袋小路だったり、戻って進むと、あれ?同じところに出た??これはタヌキの仕業か(タヌキはいない)?車が通るようにはできていない道も結構あって、慣れない私は、ナビを見ながら細い道にも注意しながら、不安なドライブ。

 

まだ、注文する決心がつかなかったので、予約も入れず「見学」という体でショールームの中を見せてもらう。釘や接着剤なしで組んだ木の椅子。写真で見たときは変な形に思えたけれど、座って納得。居心地のいい椅子ってこういうものか。体にフィットして楽、でも姿勢は崩れない。そんな椅子。数種類の椅子に座らせてもらった。それぞれに、人の体のことをよく考えて作られている。当たり前か。あとは、体の癖や好みの問題だろう。でも、長時間座ったらどうかな?いつか椅子を作る時、あの椅子を借りられないかな。

なんだか流れで、本棚の見積もりを取ってもらうことになった。作ってもらう決心がついていないのに。

こんな形を考えている…と、自分で考えたメモを渡し、細部の説明をする。連絡先を交換して帰路につく。小物とは言え自分でオーダーすることに慣れていないので、少し興奮。

そのうち続く

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欲しい!んだけど…

2024年03月25日 | モノを買うこと、もらうこと ~モノは増えるよどこまでも

いつもの食料品や日用品は、買う銘柄がだいたい決まっているのであまり迷わない。安全性や使い勝手、値段など、自分の基準に合格したモノをさっさと買って、さっさと帰る。これは、余計なモノを買わずに済ませる良い手だと思っている。ウロウロ店を回っても、疲れるだけ。今買ったよりもっと良いモノがあるかもしれないと思うから、際限なく新商品を探し回る。今、自分が選んだものに満足していない?

店をうろつく、その分のエネルギーや時間を別のことに使った方がいいと思っている。昼寝とか、読書とか、空を見るとか…。

 

でも普段の必需品以外にモノを買う時は、長く悩むことが多い。本当に使う?必要な機能は?置く場所は?お手入れは?代用できる方法はない?まるで、買わない理由を探しているのかと勘違いされそうである。オーブンレンジやホームベーカリーなど、買うまでに4~5年かかった。のんびり選んだもんだ。

 

今の家に引っ越してもうすぐ2年。本好きのくせに本棚はなく、引っ越しの際の段ボール箱で代用してきた。ずっとこのままでいいや、って思ってた。使わなくなればすぐリサイクルに出せる。こんな手軽なことはない。

それが、ふと思い立って本棚(になるカラーボックスのような箱)をオーダーメイドで作ることにした。『本棚』としているが、長く使えるように汎用性の高いデザインの箱を国産の木材で作ろうとしている。今、大きさや、細部のデザイン(キャスターを付けたり、引き寄せるための取っ手を付けたり)を考えている最中。

デザイナーもどきの時間は楽しい。どうしたら掃除しやすいだろうか、どんなデザインが使いやすいか、ここに何を置くつもりか…自分の生活場面を想像しながら考えている。

自分で家具を考える(ちょっと大袈裟か)時間、どこで作ってもらうか探し回る旅(これも大袈裟か…旅と言っても、市内の木工所を巡ろうと思っている)。こうした本棚を巡るついでの副産物は、人生の面白味だと思う。人生の望みはゆっくり叶えていく方が面白い。欲望や欲求を飼いならせると、人生は楽しめると思う。

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海外留学

2024年03月22日 | 一日一笑 今日のニヤリ

友人の娘が、アメリカへ留学することになった。で、その友人は、

「うちの子、アメリカにホームレスにやるんですよ」と近所の人に自慢していた。

それってホームステイでは…?

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あぁ、トイレ掃除

2024年03月21日 | あれやこれや 言いたい放題

3月も後半だというのに、みぞれ交じりの雨。あんずの花が春の色をたたえながら、寒そうに雨を受け止めている。

寒い。

ところで、掃除の話。私は分かりやすいように、曜日ごとに家の掃除場所を決めている。昨日は水曜日だったので、水回り…トイレや洗面所など。ちなみに今日は木曜なので、『木』に関するもの。タンスなどの拭き掃除。

しっかりカウントしている訳ではないけれど、水曜日は気温の低い日、雨の日が多い。あんまり寒いと水回り、サボりたくなる…と言いつつも、真面目な私は掃除する。嫌なことほど、サボると歯止めが利かなくなるのだ。掃除機をかけることをサボっても、トイレ掃除は必ずする。

まあ、トイレブラシとトイレットペーパー、20代の頃買った香水くらいしか置いていないので、掃除は楽だ。トイレ脇に常備したボロ布とアルコールスプレーでふいて、捨てるだけ。便器も重曹を振りかけてちょっとこするだけ。最後に香水をちょっぴり。

以前はトイレのウェットシートを買ったこともあったけれど、手が荒れるような薬剤を使っていること、下水にシートごと流すのが気分悪くて止めてしまった。いずれ下水は、一巡りして上水に戻ってくる水なのだ。

余談だが、洗濯の際、香りの強い柔軟剤などの刺激で体に不調をきたす『香害』というのはご存知だろうか。香りの素となる化学物質が、不調の原因になっている。さらに、多くの人が香りの素を洗濯の時に下水へ流すので、処理されて浄化されたはずの水から柔軟剤のニオイがするそうな。それは巡り巡って私たちの飲み水になる。考えると気持ち悪い。

片付けと同時に、気分良く心穏やかに過ごせるよう、環境負荷の少ない暮らしを考えられたらと思う。強い薬剤は、保管も使用も気を遣う。そして使用と同時に環境へ拡散する。いずれ自分のところに還ってくる。

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捨てられない!ことの意味 後編

2024年03月19日 | 片付けは楽し

ボタンやファスナーなど、使わなくなった手芸用品は売った。空缶は、今月中にでもお菓子の型にして、ケーキでも焼こう。他に捨てるもの幾つか。ちょっとだけゆとりの広がった収納は、さらに掃除がしやすくなる。

 

処分するということは、自分の生活に何らかの見切りをつけることだと思う。もう必要に迫られることもないので、手芸はしないだろう。せいぜい靴下を繕うくらい…だとか、こうしたスタイルの服は着ることもないだろう…と。

見切りをつける、可能性を絞るということは、自分になること。あれもこれもとモノや可能性を抱えているうちは、まだ何物(なにもの)にもなれていない。変な言い方だけど、絞ることで自分になれる。抱え込んだモノを捨てることに恐れることなく(少しは不安だけど)、そして自分はこんな人になるんだという目標をもってモノを選ぼう。

自分になれなければ、自分の人生を生きた!と満足するのも難しいではないか。自分になれない人ほど、他人からの承認欲求や評価を求めてしまうのではないか。

自分を生きよう。

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