片付け手伝いの『たけのこ屋』

片付け好きが高じて、宇治市で開店中です。
片付けのコツや考え方、併せてオモシロ小話などもちょっぴりつぶやいています。

玄関~モノと気持ちの出入り口 2

2024年05月02日 | お片付けの基本

玄関片付けの続き

玄関に収納したいモノは、結構あると思う。うちの場合、靴だけではない。靴のメンテナンス用品、靴ベラ、帽子とマスク、ポケットティッシュ、玄関用掃除道具、傘・雨合羽、ガーデニング用品(秋に拾ってきた落ち葉も!)。

まだある。玄関に花を飾るときに使う空き瓶、雨の日に濡れた合羽やバッグカバーをぶら下げる突っ張り棒と洗濯ばさみ…。

狭い玄関なのに、たくさんのものがあると自分で感心してしまう。他にも、生協の注文用紙、生協に返却するリユースの牛乳瓶、自転車の空気入れ。

狭くても、これらは玄関に必要だと思っているので、どうにかして玄関に収める。そのため、置ける靴の数が少なくなってしまう。

繰り返すけれど、玄関が狭い。置きたいものが多い。どこをどう削るか考え、私は靴を減らすことにした。仕事の具合などで靴を減らせない人(もしくは減らしたくない人)もいるだろう。ガーデニング道具は庭に置ける人もいるかもしれない。与えられた条件はそれぞれ。その条件に合わせて、譲れない所と我慢するところを考える。あれもこれも持ちたい、置きたいと、欲望を優先させるのではなく、現状でできることを考える。

それが、自分を知ることにつながる。


玄関~モノと気持ちの出入り口

2024年05月01日 | お片付けの基本

うちの玄関は狭くて暗い。本当はお日様が入るよう、『ガラスの引き戸タイプ』が好きだ。でも、まったく日が入ってこない金属製のドアである。残念。

玄関の扉は、訪問者との関係性によって大きく開けるか、少しだけしか開けないかを判断している気がするのは、私だけか?そして引き戸の方が、開閉具合を調節しやすい。

日光が入る明るい玄関は、あけっぴろげでゆったり立ち話ができると思う。逆に金属の重いドアを押さえながらでは、話の内容は密やかなものになるし、のんびりという感じにもならない。玄関で立ち話になりそうな時は、ドアから完全に外へ出て話す…というか、無意識にそうしていたことに気付いた。

話は飛んで、玄関のお片付けについて。玄関は明るくて『Welcome』の空気が漂う場にしたい。お客様を迎えるだけでなく、自分が疲れて帰ってきた時に、乱れていたり足の踏み場がない三和土は疲れが倍増するのではないか。

靴は一人一足まで出して良いことにしている。片付け上手な人の本には、一足も置かないという例もある。見た目スッキリ、気持ちいいと思う。でもうちでは、一足出している。脱いだ靴をすぐ靴箱に入れるのがためらわれるのと、出し入れが面倒なこと、災害時にすぐ履けるようにと。ただ、帰ったら靴をそろえて欲しい…と、家族を教育中。成果はまるでなし。私以外、誰もそろえないのが痛いところ。はぁ…。


冷蔵庫の掃除と使い方改造 5

2024年04月30日 | お片付けの基本

まだまだ続く

容量の大きな冷凍庫については、ネットでも本でも、区切って使いましょうとアドバイスしている。押し入れと同じで、ただ広い空間は、ただ押し込んではいけない。冷蔵庫の項でも書いたが、まず自分が、①どんな形態のものを②どの程度の量収納したいのかを考えてみる。その上で、どのように仕切るか決めよう。

仕切りについて。お手軽なところでは100均のプラスチック製を使う人もいるようだ。私はもっとお手軽に、牛乳パックを利用している。横長の箱をいくつも作り(冷蔵庫談義3参照)、並べている。冷蔵庫ほど汚れることはないが、汚れたら新しい牛乳パックに交換している。

何故牛乳パックにこだわるか。捨てる時の環境負荷が、プラスチックよりも小さいと思うからだ。

牛乳パックを冷凍庫いっぱいに並べると、安定感のある仕切りになる(→1個や2個並べても、すぐ倒れてしまう)。

話は逸れるが、野菜室では450㏄のヨーグルトパックを仕切りにしている。こちらも幅いっぱいに並べると安定する。野菜を立てて収納するのに具合がいい。もちろん、ヨーグルトパックは紙製のものを選んで購入している(ブル〇〇アヨーグルトなど)。うちでは、パックが汚れてきたら、ヨーグルトの食べ頃である。

話は戻って、冷凍庫に横長牛乳パックを並べたら、ひと箱に一種類ずつ冷凍の食材を入れていく。冷凍庫を開けると、何が入っているか一目瞭然。そして冷凍庫上部引き出しには、ステンレス製の保存容器。蓋にラベルを付けて。

整然と並んだ冷凍食材を見ると嬉しくなる。しばらく買い物に行かなくても良さそうだと、安心もする。

他にも良いこと。冷凍庫を開ける時間が短くなり、電気代節約(気分)。それから、食材が見渡せるので、メニューが決めやすくなる。もっとある。食材を無駄にすることが減った。食材だけでなく、食べ残した料理も最後まで忘れることなく消費できるようになる。そして掃除が楽になる。

こうした小さな積み重ねが、臭わない冷蔵庫につながっていく。

デキる人になったように感じられて、エッヘンと威張りたくなる。エッヘン。


冷蔵庫の掃除と使い方改造 4

2024年04月29日 | お片付けの基本

冷蔵庫収納談義、冷凍庫編(→漢字が続いて、中国語みたい?)

冷凍庫はしっかり詰め込んだ方が効率的に冷やせると言われているのは、皆さんご存知のことと思う。うちの冷凍庫も、詰め込むほどには収納していないが、冷蔵庫よりはモノが多い。

冷凍庫は冷蔵庫と違い、棚がない。その割に容積があるので、散らかり易い。その上、冷蔵に比べて長期保存が前提なので、存在を忘れてしまう。化石と化するのだ。

冷凍してたし食べられる…はず?でもちょっと不安だなという『化石』が存在しているお家は多いのでは?私も油断すると、そんな化石を発生させる。まず不安だと思ったら、その場でどうするか判断しよう。『見なかったことに』して、冷蔵庫に戻してはいけない。今日(もしくは日を決めて)食べるのか、捨てるのかの二択である。自己責任で思い切って食べるか、罪悪感を持って捨てるかである。

しっかり罪悪感を持つことで同じ過ちを繰り返さない(繰り返しにくくなる)と思う。

続く


冷蔵庫の掃除と使い方改造 3

2024年04月25日 | お片付けの基本

冷蔵庫談義 続き

前回、保存容器と整理の仕方について書いた。勘のいい方なら、これだけで冷蔵庫が使いやすくなるかもしれない。あとは行動あるのみ。他にも細かい工夫はあるけれど、工夫がいらないほどすっきりした冷蔵庫を目指す方が楽だ。特にズボラさんは。

 

さて、ドアポケットはどのように使う?おそらく液体もの(調味料とか牛乳)そして玉子が、一般的な配置だと思う。…そう、液体!ドアポケットは汚れやすいのだ。液だれすると、手を突っ込んで拭かなくてはならないので、拭きにくい。そして、汚れたことに気付きにくい。だって、満員電車並みの乗車率のドアポケットの人、多くないですか?

こんな時は、牛乳パックの出番。パックの上部2/3程は切り取ってしまい、下の部分をドアポケットに並べ、その中に調味料類を入れている。もしくは、パックの側面(1面だけ)を切り取り、上部をホッチキスで留め、横長の箱を作る。それをドアポケットに置いてもいい。こうすると、汚れにくく、取り換えも簡単。そして定位置が決まりやすい(この効果は大きい!)。

もっと言うと、このドアポケットに入る量だけに調味料を厳選しよう。出しやすく、片付けやすい量だけにしよう。それが、その冷蔵庫の容量だ。容量を超えるから、面倒が発生する。