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ポルトガルのえんとつブログ

画家の夫と1990年からポルトガルに住み続け、見たり聞いたり感じたことや旅などのエッセイです。

K.015. アルガルヴェ地方の煙突石膏壁飾り Chamine de Algarve

2018-10-19 | 飾り棚

高さ 14cm

 ポルトガルの屋根の上ににょきにょきと立っている煙突を初めて見た時は驚いた。
 アレンテージョ地方の田舎の村々を旅したらもっと驚いた。
 建物に不釣り合いなほど巨大な煙突が村じゅうにある。
 まるで煙突に家がくっついているようだった。
 形も大きさも様々で白一色の村にいっそう趣を与えている。
 そのユニークさがとても面白く魅力的だった。

 ポルトガルに住み始めてからさっそく、日々の生活を綴った不定期新聞を作り、タイトルを「ポルトガルのえんとつ」と題した。
 そしてタイトル画にせっせと様々な煙突を描いてきた。
 その不定期新聞「ポルトガルのえんとつ」も、1990年の創刊以来この程107号を数えた。
 タイトル画の煙突を107個描いたことになる。
 文章も少なくとも107以上は書いてきたわけだ。
 そして私の初めての本の題名も迷わず「ポルトガルのえんとつ」と名付けた。

 アレンテージョの煙突に比べてアルガルヴェ地方の煙突は繊細で華麗だ。
 やはり形は様々で、各家々でその華麗さを競い合っている様にも見える。

 これはそれのみやげ物として石膏で作られた壁飾り。
 写真では座りが悪くひょこ歪んで写っているが、本物の煙突も歪みかげんはこれと大差ない。

 これらの煙突から白い煙が立ち昇る頃には各家々から夕餉の良い匂いが漂ってくる。MUZ


©2018 MUZVIT

 


K.014. オリーヴの実落しの絵柄オリーヴ入れ Azeitoneira

2018-10-19 | 飾り棚

直径 11.3cm

 このコーナーにオリーヴ入れが登場するのは3回目。
 でもまだまだ続きます。

 サン・ペドロ陶器村はヴィッタル・ジャネイロ工房作。

 オリーヴの木の下にビニールを敷いておいて棒で実を叩き落す様子が描かれている。
 黒々としたでっかい実も面白いが「こん畜生」と言わんばかりのおばさんの表情が良く描けている。
 種を入れる部分に描かれた袋はたぶん収穫したオリーヴを入れたものだろうが、実を売ったお金がどっさり入る様にとの願望かも知れない。
 黄金色に輝いた袋は金塊でも入っているようでもあり豊かな気分?になる。

 大規模なオリーヴ農家になると、このように棒で叩き落すのではなくて、重機で幹をつかんで木全体をガタガタ震わせて実を落す。
 ひどく乱暴なやり方だと思うが効率は良さそう。
 でも木が傷んでしまわないか心配になる。MUZ

©2018 MUZVIT