ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

シリーズ「読了」

2020年02月22日 14時13分04秒 | 読書
「シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱」
著者:高殿円

っ資料室:シャーロック・ホームズ

某レビューの指摘でハタと気付いた。
本作は「シャーロック・ホームズ」のパスティーシュじゃなくイギリスBBCの「SHERLOCK」(っこんな映画を見て来ましたっANOTHER:「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」)のパスティーシュだと。

まず舞台が現代のイギリス、ホームズの思考方法も近い。
ただし更に捻ってあるのは主要キャストが全て女性化してる点とトンデモAI(ミステリーとしてはもはや反則レベル)の存在w

「ホームズもの」を読んでるはずなのに、途中から「名探偵コナン」や「ルパン三世」にスリ変わってた感じ←実際『ルパンかよw』と口走ったw

んでこの方、モノ凄いクセのある文章(これは多分ワザとだろうけど)なのに非常にスイスイ読める。
これは作家として最強の武器(余談)。

そして物語の伏線、というか設定がとても複雑かつ闇落ち。
よくもまぁこんな話を思いついたもんだw

ひさしぶりに読んでてニヤニヤが止まらなかった←通報案件
特に二話目のディオゲネスクラブw

蛇足…一部に百合ものとして云々と論争があるんだが…御手洗潔と石岡和己とかに慣らされてる←からか読んでる間全然気にならなかった。

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

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