ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

シリーズ「読了」

2012年12月24日 12時35分46秒 | 読書
「長い廊下がある家」
著者:有栖川 有栖

これぞ「新本格ミステリー」の「火村英生シリーズ」短編集。
これだけメジャーな作品中に「四天王寺前夕陽ヶ丘」なんて地名(駅名)が
何回も出て来るなんてのは他に有るまい(そもそも全国でどれだけの人が解るのかww)。

中編が一つ&短編が3作。
いずれも毛色が違うバラエティーに富んだ構成になっている。
「本格ミステリーはやはり長編でないと…」という声もあるが、オレ的には「破綻していない限り」短編も有りだと思っている。

…いやモノによっては破綻していても…。

とまれ、本作品はど真ん中本格ミステリー。
それも初心者から同業者まで楽しめる一級品である。

どれ、ミステリーでも読んでみるか…なんて方がいらっしゃればオススメしておくべき。

◎関連作品
つ「火村英生に捧げる犯罪

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

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