ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

シリーズ「読了」

2020年07月09日 00時45分16秒 | 読書
「ミステリなふたり あなたにお茶と音楽を」
著者:太田忠司

今更だが…初期はもっと○○な描写がお約束だったよな←
幻冬舎と東京創元社の違いか?

創元社と言えば、中表紙がフランス語表記になってたが…英語だけじゃないんだ←モノ凄くどうでもいい

そういえば以前(初期)の京堂景子はえげつないプロレス技で犯人をKOしてた記憶がある(「ペディグリー」とかw…単に著者の趣味だと思う。霞田兄妹でもあったし)…さて本作では?←かなりどうでもいい

主要キャストが一人増えている。
各話の構成が非常に凝っている。そしてその意味も後々判明する。

はぁっ!?…となるサプライズはなかなか面白い趣向。

「バードランドの子守唄」の最後の一行は不意打ちだったのでしてやられた感が凄かった。

あとはラストのあの人…。

つまり全ての話に跨がって伏線が張ってあった、と。
新太郎の推理も含めて、巧妙な仕掛けが施してあって舌を巻いた。

本シリーズでは出て来る料理も美味そうで困る←んだが今回はサブタイトルにもあるように名曲にまつわるエピソードもなかなか素敵だし、様々な紅茶の描写もそそる。

・著者の過去作

っ「ミステリなふたり」(本シリーズ)
③「ミステリなふたりア・ラ・カルト」
②「誰が疑問符を付けたか?」
①「ミステリなふたり」

っ「目白台サイドキック」シリーズ
③「目白台サイドキック 五色の事件簿」
②「目白台サイドキック 魔女の吐息は赤い」
①「目白台サイドキック 女神の手は白い」

っ「名探偵・狩野俊介」シリーズ
「翔騎号事件」

っ「霞田兄妹」シリーズ
「男爵最期の事件」

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

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