ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

シリーズ「読了」

2018年07月01日 15時03分50秒 | 読書
「インドでわしも考えた」
著者:椎名誠

椎名誠まとめページっ資料室(仮):「椎名誠」

結構有名で、当時話題にもなったが読むのは初めてのはず←安定のゑんぶろクオリティ

まぁ椎名誠が著す本なんだから通り一遍のインド旅行記では終わらない。

「はたしてインド人は空中三メートルを浮遊するか」

本文の一行目からこれであるww

一時日本でもオカルト系の雑誌やら大川興業のパフォーマンスやらで取り上げられた「空中浮遊」とこんな所で出会うとかww

「空中浮遊」できる行者を探し求めて「インド巨大三角ゾーンを一巡り」し、ガイドと結託した物売りの攻撃を巧みにかわし、やたらとタイガージェットシンを引き合いに出し(解らんでもないけどさw)…。

ボンヤリとした印象だけで抱いている「貴方の心の中のインド」がどんどん崩されていくww
(そりゃそうだわな。自分の住んでいる町だって意外な一面があったり、知られざる日常が繰り広げられている位だから…。)

巻末に近くなってくると「ターバン」や「サリー」でさえ「意味合い」がかなり怪しく(?)なって来たり←

206~207ページ辺りで、ざっくりとではあるが「著者が見たインド」的なまとめがある。
さもありなん…な一文ながら、しかし実際に色々見聞きした上でしか書けない一節である。


同様にインドを巡る体験記を出版している妹尾河童の「ならでは」な「解説」もさすがである。

蛇足…所々にグラビアが挟まれる形式の一冊だが、本文中にある通りサリーを着た女性の姿が老若問わず実に美しい。

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

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