ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

シリーズ「読了」

2019年03月15日 10時05分31秒 | 読書
「看護助手のナナちゃん(5)」
著者:野村知紗

野村知紗まとめページっ資料室(仮):「野村宗弘」「野村知紗」へGO!

巻頭から後半まで、入院から手術、リハビリ、退院までが描かれるけい太くん。
鬼のように怖い主任さんとのやり取りが活き活きと描かれる。

だからこそ退院時の主任さんの涙が活きる。

もうずっとレギュラーになっている認知症の佐々山さん、焼き鳥好きの角田さん…皆あったかくて、個性的で、少しわがままで…ページの中で懸命に生きている。

それは目の前で現実に起こっているかの如く、血の通った「生きた人間」のようで…また少し力を貰う。

時に泣いて、時に笑い、色々と気付き、出会い、別れ…十人十色の旅立ちがあり…。


少し弱っている時に読むのはツラいけど、けれど絶対に優しくなれるマンガ。


「好きな人といっぱい楽しむんよ。それはずっとあんたの宝物になるんじゃけぇ。」

「いつか忘れる日が来てもね、あんたの中にずっとずっと残るんじゃけぇ。」


「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 偽ついった〜 | トップ | こんな映画を見て来ましたっ! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事