ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

シリーズ「読了」

2018年06月03日 18時00分30秒 | 読書
「わたくしだから改」
著者:大槻ケンヂ

大槻ケンヂまとめページっ資料室(仮):大槻ケンヂ(オーケン)

1998年出版の「わたくしだから」を再構成。



各種レビューを見るに皆さんが最初に引っかかるのが冒頭の「アホが漠然と人生を悩んでいる」。
誰もが通過する「卒業文集」をオーケンなりの切り口で料理する一節。

…人によっては黒歴史を日の下に引きずり出されて塩やレモン汁を塗りたくられるような気分になるやも知れんが。

まだインディーズから這い上がるかどうかの頃の「X」のYOSHIKIやTOSHIのエピソードは「X-JAPAN」のファンにとっても黒歴史かも←

「二人」ではある一言にオレは目を止める。

「どうかね、『僕の歌を総て君にやる』って詞なんだけど…どうかね?ダメかね?」

…この歌が爆誕する瞬間の事だ→ミュージックは好きか?:「僕の歌を総て君にやる」

「地上最強の格闘技バリツとシャーロック・ホームズの謎」

「バリツ」=「バーリトゥード:VALE TUDO」というオレにとっての「正解」がかつて「格闘技通信」(だったと思う←)で示されたので揺るがないが、オーケンがホイス・グレイシーまでたどり着きながらなぜこの単語に気が付かなかったのか(無茶言うなw)。

現在の専業作家ですらオーケンより読書量が多く経験値が高く更に筆が立つ、なんて人はそうはいない。

しかも…歌が、泣けるのだ!(上手いとは言ってない←←)。

彼はひょっとしたら天才かもしれない。


「自由といわれるものの中にもルールがある。見極めてこそ通だ。」…「千葉ちゃんの空手映画を観に行ったのだよ」より。

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 偽ついった〜 | トップ | 「激しく同意して欲しい!」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事