★グリムと民間伝承研究会(グリミン)★第45回例会案内★
2008年5月17日
大型連休のGWも終わり、新緑の季節となりました。
グリミンの皆さま、お元気でいらしゃいますか。
さて今回は、日本独文学会の春季大会に合わせて、
大会2日目午後にグリミンの例会を開催します。
平素参加しにくい方々も是非奮ってご参加下さい。
記
●日時: 2008年6月15日(日)午後1時30分から(時間厳守)
午後1時30分~3時 研究会(時間厳守)
午後3時~5時 懇親会(大学近辺の喫茶店・自由参加)
●場所:
立 教 大 学、池袋キャンパス 10号館 X208教室
(JR 山手線「池袋駅」下車。西口より徒歩約7分)
(〒171-8501 東京都豊島区西池袋 3-34-1)
池袋キャンパスマップ :
http://www.rikkyo.ne.jp/web/koho/campusnavi/pmap/ikebukuro.html
●内容:
★溝井 裕一(日本学術振興会特別研究委員)
「ファウスト伝説―近代における「魔法使い」像の形成と変容」
溝井さんはこのほど、関西大学大学院博士課程を修了されました。
その際、執筆された博士論文について、
特にファウスト伝説形成の問題についてご発表いただきます。
興味深い発表を楽しみにご参集ください。
●参加費 500円
■なお、独文学会の春季発表会でもグリミン会員等の興味深い発表が
下記のように、ありますので、あわせてお聞きください。
★鶴田 涼子
グリム兄弟のメルヒェン 手稿から第2版への途
― KHM9『12人兄弟』を軸として ―
6月14日(土)口頭発表:文学1・F会場(14:30~16:45)の2番目
★村山 功光
グリム兄弟における<幼年期ユートピア>のイメージ
6月14日(土)口頭発表:文学1・F会場(14:30~16:45)の3番目
★溝井 裕一
魔女擁護者レルヒアイマーと「悪魔伝説」
―『魔法に関するキリスト教的考察と警告』にみる16世紀の世界観―
6月14日(土)口頭発表:文化・社会・G会場(14:30~16:45)の4番目
★高木 良平
唱歌とドイツ文化受容
6月15日(日)ポスター発表・H会場(10:00~13:00)
下記の学会サイトもご覧下さい。
http://www.jgg.jp/modules/organisation/index.php?content_id=206
■今後のグリミン例会予告■
★第46回例会 2008年10月13日(月・祝)午後1時半~ 岡山大学
日本独文学会大会の第2日目午後です。
上記の例会の研究発表を募っています。
特に大学院生はじめ若い研究者の積極的なアプライを期待しています。
希望者は世話人までご連絡下さい。
■学会情報■
●日本口承文芸学会大会(6月7日/8日・國學院大學)
シンポジウム「声・歌・ことばの力-口承文芸および学会の使命と今後-」
齋藤君子、永池健二、齋藤純の各氏
学会ホームページ:
http://ko-sho.org/
●日本昔話学会大会(7月5日/6日・北星学園大学)
シンポジウム「昔話と語り物‐巫覡の祭文をめぐって」
川島秀一、真下 厚、邊 恩田の各氏
学会ホームページ:
http://blog.goo.ne.jp/mukashi2005
●日本独文学会秋季大会(10月12日/13日・岡山大学)
学会ホームページ:
http://www.jgg.jp/modules/organisation/index.php?content_id=41
●国際口承文芸学会(ISFNR)第15回大会
創立50周年記念大会
(来年夏2009年6月21日~27日、ギリシアのアテネにて開催)
総合テーマ:「時空を超える話―伝播と適応」
口頭発表受付中(締め切り:今年6月30日)
下記サイト参照
http://www.ut.ee/isfnr/page.php?p=12
■新刊情報■
『グリム・メルヒェン研究― その多様なアプローチ ―』
日本独文学会研究叢書050 会員頒布
『初版 グリム童話集』全5巻 吉原高志・吉原素子訳
白水Uブックス 白水社 各950円
『白雪姫はなぐられて生き返った― グリム童話 初版と第二版の比較―』
間宮史子著 小澤俊夫共訳 小澤昔ばなし研究所 1400円
グリム童話の25話の初版と第二版の対照比較テキストを掲載
『語るためのグリム童話』全7巻 小澤俊夫監訳 小峰書店 各1600円
『民話 伝承の現実』大島廣志著 三弥井書店 2800円
グリム童話の受容のテーマも掲載
『CD付き 魔女で学ぶドイツ語』
野口芳子/小山真理子/毛利眞理子/橋木郁子
三修社 2500円
『説話・伝承学会創立25周年記念論集:説話・伝承の脱領域』
説話・伝承学会編 岩田書院 16800円
『シリーズ ことばの世界』全4巻
日本口承文芸学会編 三弥井書店 各1900円
第1巻 つたえる。 第2巻 かたる。
第3巻 はなす。 第4巻 うたう。
日本口承文芸学会創立30周年記念出版
小澤俊夫:昔話の技法(第1巻所収)
竹原威滋:ドイツの口承文芸(第1巻所収)
間宮史子:グリムの昔話(第2巻所収)
杉本栄子:ドイツの現代伝説(第3巻所収)
ほか寄稿あり。
『次世代をはぐくむために 昔話研究を幼児教育に活かす』
小長谷有紀・加藤康子・内ヶ崎有里子・阿部紀子編
国立民族博物館刊行物
『復刻資料 福岡大学図書館架蔵 グリム・コレクション
希覯原本 研究資料 No.3 『グリム童話集』
<小さい版>第2版(1833) 』編集解説 和田達宜
福岡大学刊行物
『私と私たちの物語を生きる子ども』小林紀子
フレーベル館 1600円
『ドナウのほとりの三色旗 ランデスクンデの試み』
末永豊 鳥影社 1500円
『オリエンタリズムとジェンダー 「蝶々夫人」の系譜』
小川さくえ 法政大学出版局 2200円
『学生・生徒の伝承する現代伝説 日本とスペインの学生・生徒から
採集した口承伝説』豊島和子・三原幸久編
関西外国語大学豊島研究室刊行物
『ケータイ小説がウケる理由』吉田悟美一
マイコミ新書 780円
『なぜケータイ小説は売れるのか』本田透
ソフトバンク新書 700円
『ケータイ小説のリアル』杉浦由美子
新書ラクレ 777円
■グリムと民間伝承・論文情報■
横山ゆか:石の民間信仰 ― グリム兄弟『グリム童話集』、
『ドイツ伝説集』と日本の伝説における石化伝説を中心に ―
『昔話ー研究と資料』第36号(2008.3) 所収
岩瀬ひさみ:ゲール語圏の昔話の定型表現「ラン」について
『昔話ー研究と資料』第36号(2008.3) 所収
岩瀬ひさみ:「常若の国のオシーン」とスコットランドの伝承
日本カレドニア学会創立50周年記念論文集
『スコットランドの歴史と文化』(2008.3) 所収
大野寿子:グリム・メルヒェンにおける森の諸相(I)
― 「自然の事物」をめぐって ―
『九州ドイツ文学』第20号 (2006.10) 所収
大野寿子:Kurtursemantik und Naturmetaphorik
Die Brueder Grimm ueber das Nibelungische
『ゲーテ年鑑 48号 国際版』 (2006) 所収
川村和宏:ゲーテの『メルヒェン』について
― 象徴的な解釈とシュタイナーの確信 ―
『東北ドイツ文学研究』第48号 (2005.2)
竹原威滋:説話の一生とジャンル変遷
― 「世界の瘤取り鬼」(AT503)をめぐって ―
『説話・伝承学会創立25周年記念論集:
説話・伝承の脱領域』(2008.4) 所収
★和書・洋書を問わず、グリムと民間伝承に関する新刊情報をお寄せください。
以上
2008年5月17日
大型連休のGWも終わり、新緑の季節となりました。
グリミンの皆さま、お元気でいらしゃいますか。
さて今回は、日本独文学会の春季大会に合わせて、
大会2日目午後にグリミンの例会を開催します。
平素参加しにくい方々も是非奮ってご参加下さい。
記
●日時: 2008年6月15日(日)午後1時30分から(時間厳守)
午後1時30分~3時 研究会(時間厳守)
午後3時~5時 懇親会(大学近辺の喫茶店・自由参加)
●場所:
立 教 大 学、池袋キャンパス 10号館 X208教室
(JR 山手線「池袋駅」下車。西口より徒歩約7分)
(〒171-8501 東京都豊島区西池袋 3-34-1)
池袋キャンパスマップ :
http://www.rikkyo.ne.jp/web/koho/campusnavi/pmap/ikebukuro.html
●内容:
★溝井 裕一(日本学術振興会特別研究委員)
「ファウスト伝説―近代における「魔法使い」像の形成と変容」
溝井さんはこのほど、関西大学大学院博士課程を修了されました。
その際、執筆された博士論文について、
特にファウスト伝説形成の問題についてご発表いただきます。
興味深い発表を楽しみにご参集ください。
●参加費 500円
■なお、独文学会の春季発表会でもグリミン会員等の興味深い発表が
下記のように、ありますので、あわせてお聞きください。
★鶴田 涼子
グリム兄弟のメルヒェン 手稿から第2版への途
― KHM9『12人兄弟』を軸として ―
6月14日(土)口頭発表:文学1・F会場(14:30~16:45)の2番目
★村山 功光
グリム兄弟における<幼年期ユートピア>のイメージ
6月14日(土)口頭発表:文学1・F会場(14:30~16:45)の3番目
★溝井 裕一
魔女擁護者レルヒアイマーと「悪魔伝説」
―『魔法に関するキリスト教的考察と警告』にみる16世紀の世界観―
6月14日(土)口頭発表:文化・社会・G会場(14:30~16:45)の4番目
★高木 良平
唱歌とドイツ文化受容
6月15日(日)ポスター発表・H会場(10:00~13:00)
下記の学会サイトもご覧下さい。
http://www.jgg.jp/modules/organisation/index.php?content_id=206
■今後のグリミン例会予告■
★第46回例会 2008年10月13日(月・祝)午後1時半~ 岡山大学
日本独文学会大会の第2日目午後です。
上記の例会の研究発表を募っています。
特に大学院生はじめ若い研究者の積極的なアプライを期待しています。
希望者は世話人までご連絡下さい。
■学会情報■
●日本口承文芸学会大会(6月7日/8日・國學院大學)
シンポジウム「声・歌・ことばの力-口承文芸および学会の使命と今後-」
齋藤君子、永池健二、齋藤純の各氏
学会ホームページ:
http://ko-sho.org/
●日本昔話学会大会(7月5日/6日・北星学園大学)
シンポジウム「昔話と語り物‐巫覡の祭文をめぐって」
川島秀一、真下 厚、邊 恩田の各氏
学会ホームページ:
http://blog.goo.ne.jp/mukashi2005
●日本独文学会秋季大会(10月12日/13日・岡山大学)
学会ホームページ:
http://www.jgg.jp/modules/organisation/index.php?content_id=41
●国際口承文芸学会(ISFNR)第15回大会
創立50周年記念大会
(来年夏2009年6月21日~27日、ギリシアのアテネにて開催)
総合テーマ:「時空を超える話―伝播と適応」
口頭発表受付中(締め切り:今年6月30日)
下記サイト参照
http://www.ut.ee/isfnr/page.php?p=12
■新刊情報■
『グリム・メルヒェン研究― その多様なアプローチ ―』
日本独文学会研究叢書050 会員頒布
『初版 グリム童話集』全5巻 吉原高志・吉原素子訳
白水Uブックス 白水社 各950円
『白雪姫はなぐられて生き返った― グリム童話 初版と第二版の比較―』
間宮史子著 小澤俊夫共訳 小澤昔ばなし研究所 1400円
グリム童話の25話の初版と第二版の対照比較テキストを掲載
『語るためのグリム童話』全7巻 小澤俊夫監訳 小峰書店 各1600円
『民話 伝承の現実』大島廣志著 三弥井書店 2800円
グリム童話の受容のテーマも掲載
『CD付き 魔女で学ぶドイツ語』
野口芳子/小山真理子/毛利眞理子/橋木郁子
三修社 2500円
『説話・伝承学会創立25周年記念論集:説話・伝承の脱領域』
説話・伝承学会編 岩田書院 16800円
『シリーズ ことばの世界』全4巻
日本口承文芸学会編 三弥井書店 各1900円
第1巻 つたえる。 第2巻 かたる。
第3巻 はなす。 第4巻 うたう。
日本口承文芸学会創立30周年記念出版
小澤俊夫:昔話の技法(第1巻所収)
竹原威滋:ドイツの口承文芸(第1巻所収)
間宮史子:グリムの昔話(第2巻所収)
杉本栄子:ドイツの現代伝説(第3巻所収)
ほか寄稿あり。
『次世代をはぐくむために 昔話研究を幼児教育に活かす』
小長谷有紀・加藤康子・内ヶ崎有里子・阿部紀子編
国立民族博物館刊行物
『復刻資料 福岡大学図書館架蔵 グリム・コレクション
希覯原本 研究資料 No.3 『グリム童話集』
<小さい版>第2版(1833) 』編集解説 和田達宜
福岡大学刊行物
『私と私たちの物語を生きる子ども』小林紀子
フレーベル館 1600円
『ドナウのほとりの三色旗 ランデスクンデの試み』
末永豊 鳥影社 1500円
『オリエンタリズムとジェンダー 「蝶々夫人」の系譜』
小川さくえ 法政大学出版局 2200円
『学生・生徒の伝承する現代伝説 日本とスペインの学生・生徒から
採集した口承伝説』豊島和子・三原幸久編
関西外国語大学豊島研究室刊行物
『ケータイ小説がウケる理由』吉田悟美一
マイコミ新書 780円
『なぜケータイ小説は売れるのか』本田透
ソフトバンク新書 700円
『ケータイ小説のリアル』杉浦由美子
新書ラクレ 777円
■グリムと民間伝承・論文情報■
横山ゆか:石の民間信仰 ― グリム兄弟『グリム童話集』、
『ドイツ伝説集』と日本の伝説における石化伝説を中心に ―
『昔話ー研究と資料』第36号(2008.3) 所収
岩瀬ひさみ:ゲール語圏の昔話の定型表現「ラン」について
『昔話ー研究と資料』第36号(2008.3) 所収
岩瀬ひさみ:「常若の国のオシーン」とスコットランドの伝承
日本カレドニア学会創立50周年記念論文集
『スコットランドの歴史と文化』(2008.3) 所収
大野寿子:グリム・メルヒェンにおける森の諸相(I)
― 「自然の事物」をめぐって ―
『九州ドイツ文学』第20号 (2006.10) 所収
大野寿子:Kurtursemantik und Naturmetaphorik
Die Brueder Grimm ueber das Nibelungische
『ゲーテ年鑑 48号 国際版』 (2006) 所収
川村和宏:ゲーテの『メルヒェン』について
― 象徴的な解釈とシュタイナーの確信 ―
『東北ドイツ文学研究』第48号 (2005.2)
竹原威滋:説話の一生とジャンル変遷
― 「世界の瘤取り鬼」(AT503)をめぐって ―
『説話・伝承学会創立25周年記念論集:
説話・伝承の脱領域』(2008.4) 所収
★和書・洋書を問わず、グリムと民間伝承に関する新刊情報をお寄せください。
以上