読者の皆さま。『グリム童話と近代メルへン』の表紙を見て下さい。
本を読んでいる人の影絵がありますね。
この人は誰でしょう?
ドイツ・ローマン派の詩人のルートヴィヒ ・ティークです。
彼は短編小説(ノベレ)の名手です。
『金髪のエックベルト』はぼくの好きなノベレです。
彼は自分の作品の朗読会を好んでしたようです。
本書に「朗読するティーク」を入れたのは
グリム兄弟が「聞くメルヒェン」から「読むメルヒェン」を
つまり「近代のメルヒェン」を創り上げたことを
象徴的に示したかったからです。
グリム兄弟も自分のメルヒェンを身近な人々に
たびたび朗読したようです。
本を読んでいる人の影絵がありますね。
この人は誰でしょう?
ドイツ・ローマン派の詩人のルートヴィヒ ・ティークです。
彼は短編小説(ノベレ)の名手です。
『金髪のエックベルト』はぼくの好きなノベレです。
彼は自分の作品の朗読会を好んでしたようです。
本書に「朗読するティーク」を入れたのは
グリム兄弟が「聞くメルヒェン」から「読むメルヒェン」を
つまり「近代のメルヒェン」を創り上げたことを
象徴的に示したかったからです。
グリム兄弟も自分のメルヒェンを身近な人々に
たびたび朗読したようです。