志津川高校にお届けしました!

先日、皆さまから頂いた文具や楽器の物資を
登米市上沼高校を間借りして授業を行っている志津川高校に
無事スタッフと共に届ける事が出来ました。

今回はノート400冊や消しゴム400個、鉛筆250ダース、
ボールペンやシャープペン・クレヨンに色鉛筆、
はさみ・のり・ぞうきんなどの学用品とキーボード5台、
体操着購入費27000円（スタジオフォルテさんから頂いた義援金）
スタッフと箱詰めを2日ほどかけて梱包。
段ボールには「何がいくつ入ってるか」を大きく書き込み
10箱ほどになりました。
事前に物資の依頼書を頂き、希望の品と個数を提示して頂いていたので
スムーズに準備する事が出来ました。

当日は上沼高校の校長と教頭先生、志津川高校の教頭先生が出迎えて下さいました。
校長室で津波の被害の事、学校運営の事、生徒の様子など
お話しをして頂き、教育現場も困惑している中、
少しでも今までどおりに学校生活を送れるように
先生方はとても苦労されている事が分かりました。

物資の搬入に先生方が手伝って下さったのですが
車のドアを開けて中を見たとたん「お～っ!!」と歓声が。
物資を降ろしながら「○○だ～」とか「○○もあるよ～」と。
中でも音楽の先生が
「こんなにキーボードがあれば合唱の練習が出来る!」と
大変喜んで下さったのが印象的でした。
学校は上沼高校と登米高校に分散して授業を再開しているため
学校行事を開催するのが困難だそうです。
合唱コンクールを開催する事を夢見て音楽の先生は
課題曲や自由曲を選曲しているとの事。
「これで音取りが出来ます」ととても前向きでした。
ぜひ開催が決まった際は、聞きにお伺いしたいとお話しさせて頂きました。

お届けの様子は近々大崎タイムスに掲載されるそうです。

昨日も大崎市内の小学校から依頼があった物資を、
また来週は栗原市内の中学校から依頼があった物資を提供し
来月には石巻から依頼があった文房具を提供するなど
皆さんから頂いた善意はしっかり届ける事が出来て在庫が少なくなってきました。

また、依頼された避難所での演奏活動も始めます。
仕事の合間ではありますが、これからもスタッフや生徒の皆さんの
力を借りつつ、頑張ります♪

写真は職員の皆さんと一緒に。
新聞に掲載する写真と同じものです。