山野の庭園造り

試行錯誤しながら山野草の栽培と庭造りをしています。頭でっかちの草育男子を自称しています。

初物&ツツジの植え付け

2012-04-22 21:46:40 | 庭園造り
初物です。

タイトルの通り初物のタケノコです。自宅の竹林で採れました。一年ぶりだったので、掘るのに若干失敗してしまい傷付けてしまいました。
勿論本日鶏肉と煮込んでおいしく頂きました。


今日は昨日植付けをしたヒカゲツツジの植え方のお話です。

まず用意するものは左からヒカゲツツジ、瓦(砕石でも可)、ピートモス(ph無調整の酸性の物)、山砂、の以上です。植付ける場所の土は赤土と腐葉土を混合したものになっています。

植付ける場所の選び方としては、ヒカゲツツジはツツジとはいってもシャクナゲの仲間なので、普通のツツジを植えるより慎重に場所を選びます。ベストな場所は、西日が当たらず、排水性が良く、乾燥し過ぎず、日当たりではなく半日陰程度の場所が適しています。西日を避けるためだからといってコンクリートブロックの壁際やコンクリートで出来た構造物の近くは止めてください。(コンクリートはアルカリ性の物質で、ツツジ類は酸性を好むため。)


植え付ける場所は先日記事にした、昨年ツツジを移植し枯らしてしまった場所です。本当は連作は良くないのですが、植えてすぐに枯れてしまったので大丈夫でしょう。
まず排水を良くする為に下に10cm位瓦を砕いたものを入れ、用土は元の土と山砂とピートモスを6:3:1の割合で混ぜます。植え付けの穴は根鉢の1.5倍程度の広さの穴を作ります。この時の配合はその場所の排水性次第で変わってきます。ただしピートモスは土壌を酸性にする為に1割程は入れるようにして下さい。


穴が出来たら植えるツツジを根巻きのまま穴に入れ、深さの確認や植える向きなどを見てください。(根鉢の上が植付ける場所の高さより高くなるようにしてください。)
向きが決まったら、根巻きを外し根の外側を軽く崩して下さい。
理由はツツジの根は細かく、新しい用土に根が伸びづらいので最初から根に新しい用土を触れさせてやり根張りを良くする為です。植え付けの時期以外や大きな樹木、丈夫な樹木などは麻や藁での根巻きでしたらそのまま植えた方が良い場合があります。(根巻きは数年で土に還る。)
根鉢を崩したら、植え付けます。植物を中心として、山を作るように用土を盛り、真ん中に水鉢(木を中心に水溜りが出来るように)を作ります。小さな木は作らなくても良い。
水をホースでたっぷりとあげます。このとき樹木を揺らしたり棒等を根鉢の周りに突き入れ動かしてやり、水がもう染み込ま無くなるまであげて下さい。

染み込まなくなったら完了です。

こんな感じになりました。
写真が少し分かり辛かったですね。

本当は植えたヒカゲツツジ位の大きさなら水鉢を作るかは微妙な大きさなんですが、今回説明する良い機会だったので作りました。
また、植え付ける場所の土作りですが、今回は丁寧に山砂や瓦などを使いましたが、用意するのが大変な方や、面倒くせーって方は根鉢の上が地面より高くなるようにし、水鉢を作るだけでもしてみて下さい。


長々と説明をしてしまいすいませんでした。

明日は雨で、仕事は休みだと思うので、記事の投稿は出来ると思います。
では、おやすみなさい。


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