・・・からのメール1

2011年04月08日 08時37分53秒 | ファミリー&思いで
今日は、晴れて気持ちいいですね 福島原発の問題がなければ、最高なのですが!

昨年の大地震で死者22万人に上るハイチ。もともと混迷していた国の復興は遅々として殆ど進まず、衛生状態は悪化の一途。10月にはハリケーンが直撃、コレラが発生し感染者14万人。11月の大統領選挙では不正があったと各地で暴動が起き、情勢は混乱しています。この国に「ハイチのマザーテレサ」と慕われる日本人女性がいます。

ハイチで34年間、貧しい人々に対への医療活動を続けてきた医師、シスター須藤昭子さんです。須藤さんは「そろそろやめようとかお考えにならないのですか?83歳で」と聞かれ、答えました。「引退ってことは考えません。引退は職業ですよね。私のしていることは、一つの生き方ですから。生き方に引退はないんじゃないでしょうか。」 混迷のハイチで34年間貧しい人々への医療活動を行っている83歳の女医シスター須藤。
その須藤さんがそんな生き方を志すきっかけになったのは、少女時代に出会った無名のカナダ人シスター達との出会いでした。シスター達は、結核患者のための病院を作ろうとやってきました。当時、日本では結核の患者が出た家の前は鼻をつまんで走り去るほど、忌み嫌われていた病気でした。
しかし、彼女たちは言葉もわからない敗戦後の日本にやってきて、ボロボロの建物を病院にするために一生懸命黙々と楽しそうに雑巾がけしていたそうです。

須藤さんは「この人達はどうしてこんなことができるのだろう」とショックを受けました。そして、彼女達は生きる土台に信仰があり、神様がいつも共にいらっしゃると確信しているからこそ、どんな困難にも負けずに明るく生きられるんだ、「自分もこの人たちのように生きたい」と思ったそうです。そして、その無名のシスター達の信念を受け継ぎ、ハイチのマザーテレサは今日も奔走しているのです。

"そして、希望は失望に終わることはない。・・・”

そのシスターが今回日本の方々にメッセージを送られました。 「・・・大変なニュースに大変心を痛めています。ハイチの地震の時、日本の多くの方々から励ましと支援を頂いた私たちは、日本の皆様方のために物質的な援助は出来ず心苦しく思いますが、一日も早く復興できますようお祈りしております。皆様ご一緒に頑張りましょう。」


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