ここ数年、どんどん昭和を彩ったレスラーが亡くなってるが、今度はグレート草津ですか。
実は自分がプロレスを見始めた時、既に国際プロレスは潰れていたので、この人も既にマットを去っていた。
その後も、考えてみれば一度も動いてるとこ見た事ないんだよなぁ、この人。
プロレス初心者の自分が写真で見た草津は、坂口征二と区別がつかなかったのは覚えている。
そしてプロレスの日本史には、必ずと言っていいほどこの人とテーズの試合、国際プロレスのTBSテレビ放送初戦のメーンで、1本目にテーズのバックドロップで失神し、2本目以降を試合放棄と言う惨敗した試合の事が出て来る。
なので草津のイメージと言えばこの一戦と坂口征二に似てる人と言う印象しか頭に浮かばない訳だが、この試合はブックと言う観点から見ても、非常に謎が多いと言うか、不可解な試合としてファンの間で語られている伝説的な試合なのである。
TBSの八百長依頼に怒って、受け身の取れない角度でバックドロップを仕掛けたと言うテーズの談もあるが、草津本人はセコンドのグレート東郷の「そのまま寝てろ」と言う指令に従っただけと語っている。
真相は分からないが、どちらにしてもTBSの「無理矢理スターを作ろう」と言う、今も変わらぬスポーツや格闘技を勘違いしている姿勢に抵抗する手段としてとったものと言うのが理由にあるのは確かなようだ。
まぁプロレスが格闘技にカテゴライズされるかは別問題として。
しかしこの一戦でグレート草津の評価、その後のレスラー人生が決まってしまった感もあり、多くのプロレスファンが彼を思い出す時には、まずたいていこの失神惨敗も思い起こされてしまうと言う、まさに悲運のレスラーと言えるのではないだろうか。
それとも例えこう言う試合であれ、今でもファンの間で語られると言う事は、誰の記憶にも残らないまま消えて行った選手に比べればまだ幸福なのだろうか。
機会があったら、この人の試合の映像も一度は見てみようと思う。
合掌。
実は自分がプロレスを見始めた時、既に国際プロレスは潰れていたので、この人も既にマットを去っていた。
その後も、考えてみれば一度も動いてるとこ見た事ないんだよなぁ、この人。
プロレス初心者の自分が写真で見た草津は、坂口征二と区別がつかなかったのは覚えている。
そしてプロレスの日本史には、必ずと言っていいほどこの人とテーズの試合、国際プロレスのTBSテレビ放送初戦のメーンで、1本目にテーズのバックドロップで失神し、2本目以降を試合放棄と言う惨敗した試合の事が出て来る。
なので草津のイメージと言えばこの一戦と坂口征二に似てる人と言う印象しか頭に浮かばない訳だが、この試合はブックと言う観点から見ても、非常に謎が多いと言うか、不可解な試合としてファンの間で語られている伝説的な試合なのである。
TBSの八百長依頼に怒って、受け身の取れない角度でバックドロップを仕掛けたと言うテーズの談もあるが、草津本人はセコンドのグレート東郷の「そのまま寝てろ」と言う指令に従っただけと語っている。
真相は分からないが、どちらにしてもTBSの「無理矢理スターを作ろう」と言う、今も変わらぬスポーツや格闘技を勘違いしている姿勢に抵抗する手段としてとったものと言うのが理由にあるのは確かなようだ。
まぁプロレスが格闘技にカテゴライズされるかは別問題として。
しかしこの一戦でグレート草津の評価、その後のレスラー人生が決まってしまった感もあり、多くのプロレスファンが彼を思い出す時には、まずたいていこの失神惨敗も思い起こされてしまうと言う、まさに悲運のレスラーと言えるのではないだろうか。
それとも例えこう言う試合であれ、今でもファンの間で語られると言う事は、誰の記憶にも残らないまま消えて行った選手に比べればまだ幸福なのだろうか。
機会があったら、この人の試合の映像も一度は見てみようと思う。
合掌。