愛宕山の麓で気ままに田舎暮らし

「笠間クラインガルテンの日々」からタイトル変更しました これからも笠間の地で多くの人々と触れ合いながら野菜作りを楽しみに

恋瀬川サイクリングコース

2009-09-25 19:51:49 | Weblog
9月23日(水) 曇り
 午前5時30分起床
 洗面もそこそこに、午前6時サイクリングに
 今日は、霞ヶ浦方面を目指して

 ガルテンを出てすぐの丘の上から
 

 30分も走ると懐かしい光景が
 

 道路の反対側にも
 

 柿岡地区からいよいよ「恋瀬川サイクリングコース」に
 笠間に来てはじめてのサイクリングコースです
 このコースは恋瀬川に沿って霞ヶ浦まで続いているようです
 
 少し行くと、左前方に筑波山
 麓が霞んでいます
 じっくりと見ると、何とも美しい山です
 

 そして空には何やら沢山の鳥が
 筑波山をバックに飛翔しています
 

 ハトの群れです
 

 どうやらハトのねぐらと思しき建物が
 
 「社団法人 日本鳩レース協会 国際委託鳩舎」の看板

 そこで、田圃の中の道端でハトの群れを見つめている人に話を
 かなりお年を召された方ですが
 丁寧に教えてくれました
 
 これは、レース用の鳩を飼育・教練する施設で、ここ八郷と滋賀県の伊賀の2箇所にあるとのこと
 海外からも、スウェーデンやオランダから航空便で鳩を預けてくるそうです
 今外に出ているのは約1,500羽
 鳩舎の中に約1,000羽
 合わせて、現在2,500羽を預かっているとのこと、
 それでも、
 「最近は若い人が鳩を飼うことをしませんので、徐々に減ってきて、
 ピークには3,500羽ほど預かっていました」との説明
 ところでレースですが、
 もっとも遠いのは北海道での放鳥で、距離にして1,000キロ以上あるそうです
 100キロ、200キロ・・・と、年間7回のレースを開催しているそうです

 またサイクリングコースに戻り、国道6号線と恋瀬川が交差する恋瀬橋に到着
 あと4~5kmで霞ヶ浦のはずですが、今日はここまで

 一息入れて、来たコースを戻ります
 ところでサイクリングコースはこんな感じで、あまり広くはありません
 

 稲刈りは殆んど済んでしまいましたが
 こんな風景も
 
 中央小さく見えるのはコンバイン
 稲刈りの真っ最中です

 そして至る所に咲いている彼岸花
 

 彼岸花については、映画監督の五所平之助の「ひがん花」という随筆に、
 「『縁起でもない』と人の冷笑するこの野の花を、私は愛し、
 自分の庭に移し植えて絵なぞ描きながら秋深くなる日毎の鑑賞にしやうとするのである。」
 「地上から突然に青い花茎だけ抽きんじていて一葉をも持たないこの花の不気味な妖艶な風情と
 彼岸の入りに近く咲くせいか、ひがんばな、死人花と名づけられ葉のない鱗茎葉足もないといういふわけか
 幽霊花ともいはれている。また捨子花なぞと云う呼び名さへある。
 よっぽどの物好きか変わり者でない限り、こうした花を自分の庭へなぞ持ち込んで植えやうとは常人の
 思ひもよらないこと・・・」
 (作品社出版の「日本の名随筆 14 『園芸』」より)

 監督は実際に自分の庭に植え替えたがうまくいかなかったようです。
 ところで、ひがん花には「曼珠沙華」という呼び名もあり、
 監督は「ひがん花」の呼び名は「余り好もしい良い名だとは思っていない」が、
 「曼珠沙華といふ別名にロマンチックな東洋的情感を深く覚えて」いた、と書いています。

 『伊豆の空 雨のみ降らし 彼岸花』

 彼岸花の話が長くなりましたが、この花には、日本全国で100以上の呼び名があるとか・・・

 午後は、牛蒡堀りに挑戦
 先ず、葉を切り落とします
 

 硬い土の中で・・・
 なかなか掘り出せません
 

 やっと掘った牛蒡
 見た目、木の根っこですが、軟らかくて美味しい牛蒡でした
 

 今回はこのほかに、生姜、里芋(種類は京芋)、サツマイモも掘ってみました
 そして今回の持ち帰りは・・・
 
 いつも同じような感じですが、徐々に根の物も増え、
 秋の収穫の色彩が濃くなっています

 シルバーウィークも本日で終了
 今回は早めに、午後3時過ぎにガルテンをスタート・・・
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