その一方で、客観的には、
私鈴木が「賢治学会」から「殺される」(=排除される)ということはある意味で当然だ。
とも思っている。
それは、例えば、先に全国に向けて出版した『本統の賢治と本当の露』の内容をそのまま受け入れるわけにはいかない人たちが少なくないということぐらいは、ある意味私にももちろん容易に判るからだ。
ちなみに、同書の〈目次〉は下掲のような
というものであり、第一章の
2 . . . 本文を読む
さて、もう一つ重要なことを私は先の意見の中で述べた。それは、
にも拘わらず、再検証さえもしないというのであれば、「賢治学会」の幹部がやったこれらの二つの事例は「賢治学会」がやるべき事とは全く逆の事ですから、真っ先にお願いすべきは、「賢治学会」幹部によるこのようなハラスメントが許されているという、本学会の今の体質をまず検証することだ、となってしまうのではないでしょうか。ということを、である。
. . . 本文を読む
さて、前回私は
ここで私が最も意外に思ったことがある。それは今の時世、「ハラスメント」とか「嫌がらせ」等という言葉を発すれば皆敏感で、そう指摘された側はすぐさま否定、反論が為される、あるいは激怒するのではなかろうか思ったのだが、私が何度か発したこれらの言葉に、代表理事等からのそれらは何一つなされなかったことが、である。と述べた。それも、「賢治学会イーハトーブセンター」の総会という公の場における . . . 本文を読む
もちろん私はこの回答に納得できなかったので、おおよそ次のように、
ということであれば、これは賢治学会の根源に関わることですからはっきりと言わせてもらいます。
一年前、賢治精神を実践しましょうと『三陸被災地支援募金』を呼びかければ、代表理事から一方的に禁止命令が出され、そして今年は、仮説検証型研究という正攻法で研究した結果を『本統の賢治と本当の露』という本にして出版したならば、程なく、5月に私 . . . 本文を読む
さて、前回、代表理事の回答について報告したところだが、その中で特に私が驚いたのは、
いま鈴木さんが仰ったことを論じ始めてもしょうがない。……①
と、そして
そもそも高瀬露さんが悪女であると今でも思っている人は本当にいるんでしょうか。……②
という発言にであった。
当初から、露の件について「再検証するつもりはない」という回答は予想していたものだったから私はそれほどは驚かなかったが、代 . . . 本文を読む
さて、私は過日の「賢治学会」総会において「露は悪女ではない」の再検証をお願いしたのだが、これに対する「賢治学会」の代表理事からの回答の出だしは、
イデオロギーに基づく……
とか
世界観に基づく発信……
とかで始まる奇妙なものだった。
そして、
いま鈴木さんが仰ったことを論じ始めてもしょうがない。……①
というにべもない言い方をしていた。だから判った、そうか理事は始めからはぐら . . . 本文を読む
平成30年9月22日に、「平成30年度宮沢賢治学会イーハトーブセンター総会」が開かれた。
その総会において私は次のように述べ、
生前、賢治が血縁以外の女性の中で一番世話になった女性として高瀬露がいます。ところが、露はとんでもない悪女にされているという現実があります。
しかし、露のことを少し調べてみただけで、常識的にはそんなことはあり得ないことが直ぐ判りましたので、仮説「高瀬露は悪女ではない . . . 本文を読む
《下根子桜の白花露草》(平成28年8月24日撮影) 平成30年9月6日時点での『露草協会』の協会員数は136名です。
*************************************** まだ本協会にお入りになっておられない方々に訴えます。********************************** 御承知のように、生前、賢治が血縁以外の女性の中で一番世話になった女性とし . . . 本文を読む
『「羅須地人協会時代」再検証-「賢治研究」の更なる発展のために-』の表紙と目次
さて、前回の考察によって、
したがって、賢治との結婚を拒絶していたちゑが「宮沢賢治が結婚したかつた女性」と活字にされたことと、露が〈悪女〉にでっちあげられたこととはどうやら裏表の関係にありそうだ。いや、というよりは、ちゑを〈聖女〉扱いすることによって露をさらに悪者にしたかったということをもはや否定できなくなってきた . . . 本文を読む
『「羅須地人協会時代」検証―常識でこそ見えてくる―』の表紙
ここまでの投稿でお分かり頂けたように、高瀬露はとんでもない〈悪女〉扱いをされている。しかしそれは全くのでっち上げであり、露は理不尽にも濡れ衣を着せられているということを私は実証した。
一方で、森荘已池は『宮澤賢治と三人の女性』(人文書房)の巻頭「著者のことば」の中で、
宮沢賢治と結婚したかつた女性(投稿者註:高瀬露のこと)、宮沢賢治 . . . 本文を読む