これは、〝第74回岩手芸術祭〟に応募した論文『「絶版回収事件」と「252c等の公開」』であるが、今年はものの見事に落選した。
したがって、応募作品は『県民文芸作品集第52集』に載ることはないので、皆さんの目に触れてもらいたいと思って、拙ブログ上で公開する。
『宮澤賢治全集第十四巻』は、なぜこんなとんでもないことをしてしまったのだろうか?
********************論文『賢治と . . . 本文を読む
《高瀬露と賢治の間の真実を探った『宮澤賢治と高瀬露』の表紙》 さて、次に『宮澤賢治と高瀬露』所収の拙論「聖女の如き高瀬露」についてですが、その経緯を少し述べます。
実は、私は宮澤賢治の妹シゲの長男岩田純蔵教授の教え子です。その岩田先生が今から約50年前、
賢治はあまりにも聖人・君子化され過ぎてしまって、実は私はいろいろなことを知っているのだがそのようなことはおいそれとは喋られなくなっ . . . 本文を読む
『「羅須地人協会時代」再検証-「賢治研究」の更なる発展のために-』の表紙と目次
前回は「第二章 「賢治伝記」の看過できぬ瑕疵」だけを投稿しましたが、『「羅須地人協会時代」再検証-「賢治研究」の更なる発展のために-』の全部をお読みになりたい方はここをクリックして下さい。全編を一気に読むことができます。
特に、第1章の「2.「賢治神話」検証七点」においては、宮澤賢治に関して常識的に考えればこれはお . . . 本文を読む
『「羅須地人協会時代」再検証-「賢治研究」の更なる発展のために-』の表紙と目次
さて、前回、
巷間、高瀬露はとんでもない〈悪女〉にされているという現実があります。しかし少しく調べてみただけでも、露が〈悪女〉呼ばわりされる理由は常識的に無いことがすぐ判りますし、実際検証してみてもそうされるような客観的な根拠は何一つ見つかりません。と述べたが、具体的にはどういうことかというと、それは例えば、
. . . 本文を読む