《下根子桜の白花露草》(平成28年8月24日撮影)
お蔭様で、『露草協会』の協会員数が150名を超し、平成30年10月25日時点で153名となりましたので報告いたします。
*************************************** まだ本協会にお入りになっておられない方々にお願いです。********************************** 御承知のよ . . . 本文を読む
《『賢治の真実と露の濡れ衣』の表紙》
では今回は最終回、｢第二章 ｢賢治伝記｣の看過できぬ瑕疵｣の中の｢冤罪とも言える〈悪女・高瀬露〉｣をご覧いただきたい。
さて、敬虔なクリスチャンであればあるほど弁解をしないものだという。すると、高瀬露はまさにそのようなクリスチャンであったということとなる。それは、露は｢生涯一言の弁解もしなかった。この問題について口が重く、事実でないことが語り継がれている . . . 本文を読む
《『賢治の真実と露の濡れ衣』の表紙》
では今回は、｢第二章 ｢賢治伝記｣の看過できぬ瑕疵｣の中の｢冤罪とも言える〈悪女・高瀬露〉｣をご覧いただきたい。
それにしても、確たる客観的な根拠もないのにも拘わらず、安易に一人の女性に濡れ衣を着せた捏造〈悪女・高瀬露〉を全国に流布させてしまった結果責任の大半がどこにあったのかを知ってしまった私は、その無責任さとでたらめさに末恐ろしさを禁じ得ない。まさに . . . 本文を読む
《『賢治の真実と露の濡れ衣』の表紙》
では今回は、｢第二章 ｢賢治伝記｣の看過できぬ瑕疵｣の中の｢虚構だった森の｢下根子桜訪問｣｣をご覧いただきたい。
森荘已池は当時｢脚氣衝心を起こしてあやふく死に瀕し｣ていたということなどを知った私は、それらが｢一九二七年｣と書けなかった理由だと閃いた。延いては、森の｢下根子桜訪問｣自体が虚構だったということを明らかにできた。おのずから、その訪問の際に森が . . . 本文を読む
《『賢治の真実と露の濡れ衣』の表紙》
では今回は、｢第二章 ｢賢治伝記｣の看過できぬ瑕疵｣の中の｢｢一九二八年の秋の日｣の｢下根子桜訪問｣｣をご覧いただきたい。
森荘已池は｢一九二八年の秋の日、私は下根子を訪ねたのであった。…（投稿者略）…ふと向うから人のくる氣配だった。私がそれと氣づいたときは、そのひとは、もはや三四間向うにきていた｣、と『宮澤賢治と三人の女性』の中に書いているが、｢一九二 . . . 本文を読む
《『賢治の真実と露の濡れ衣』の表紙》
では今回は、｢第二章 ｢賢治伝記｣の看過できぬ瑕疵｣の中の｢ライスカレー事件｣をご覧いただきたい。
一部にはよく知られているいわゆる｢ライスカレー事件｣だが、その真相は森荘已池が『宮澤賢治と三人の女性』の中で描いたとおりであったということはあり得ない。それは佐藤通雅氏も指摘しているところでもあり、少なからず虚構がある。また、この事件によって露が悪女にさ . . . 本文を読む
《『賢治の真実と露の濡れ衣』の表紙》
では今回は、｢第二章 ｢賢治伝記｣の看過できぬ瑕疵｣の中の｢風聞や虚構の可能性｣をご覧いただきたい。
〈露悪女伝説〉の｢下敷き｣となったのが森荘已池の『宮澤賢治と三人』だが、同書における露に関する記述は、裏付けを取ったものでもなければ検証されたものでもなく、実は、単なる伝聞や無責任な虚構であった。
〈20p〉
〈21p〉
〈22p〉
風聞や . . . 本文を読む
《『賢治の真実と露の濡れ衣』の表紙》
では今回からは、拙著『賢治の真実と露の濡れ衣』の｢第二章 ｢賢治伝記｣の看過できぬ瑕疵｣を元にして高瀬露のことを論じてみたい。
ついては、同章の｢あやかし〈高瀬露悪女伝説〉｣をまずご覧いただきたい。この〈悪女伝説〉があやかしであること、つまり、信憑性の薄いことがお解りになっていただけるはず。
〈18p〉
〈19p〉
あやかし〈高瀬露悪女伝説〉
. . . 本文を読む
《『賢治の真実と露の濡れ衣』の表紙》
では今度は、拙著『賢治の真実と露の濡れ衣』を元にして高瀬露のことを論じてみたい。
ついては、拙著のまずは〈目次〉と｢はじめに｣を次に載せる。
〈目次〉
｢はじめに｣
はじめに
しばらく前のことになるが、声優で歌手でもあり、第19回イーハトーブ賞奨励賞受賞者でもある桑島法子の父の葬儀に私は参列していた。その際、彼女は宮澤賢治の詩を朗詠して父を送った . . . 本文を読む
『｢賢治学会｣でもハラスメントが行われている』の目次
⑴ ｢賢治学会｣総会において私は｢露は悪女ではない｣の再検証をお願い
⑵ 再検証のお願いに対する代表理事の回答
⑶ 代表理事の回答から透けて見えてくること
⑷ 回答に対する私の意見等
⑸ ｢賢治学会｣にハラスメントがあると言っても許される
⑹ 排除の論理
⑺ 私を排除したいと思うのはも尤もなことだが
⑻ 捏造〈悪女 高瀬露〉全国流布を等閑視 . . . 本文を読む
〈「開園当初の二葉保育園の園の子どもたち」（『光りほのかなれど―二葉保育園と徳永恕』(上笙一郎・山崎朋子著、教養文庫)97p〉
森荘已池は｢宮沢賢治と二人の女性｣の中で伊藤ちゑに関して次のようなことを書いている。
彼女の兄は、非凡な人物でしたが妹もまた稀に見る女性です。 聖××という呼び方がありますが、そんな風な女性です。盛岡の高等女学校を出ましたが、大正末期東京都の貧民街と昔言われたところに . . . 本文を読む
すると思い浮かぶのが、かつて、三陸の被災地にしばしばボランティアに行っていた際に私が抱いた、ボランティアにやって来る多くの若者たちに対する畏敬の念だ。詳しくは下掲の【参考資料】をご覧いただきたいのだが、ボランティアにやって来る若者たちの心構えと心意気がすごいのだ。しかも、衒いもないから逆に、なおさらに彼らが神々しく見えたからだ。
彼らは、あの当時しばしば唱われた｢雨ニモマケズ｣を高らかに唱う . . . 本文を読む
さて、前回挙げた⑴～｢⑶についてあの先輩に説明したならば何と仰ったか。
宮澤賢治に関わって長年一生懸命頑張って活動してきた地元の組織｢宮沢賢治 花巻市民の会｣は、とりわけ同会は｢賢治学会｣のために今まで多大の協力と貢献をしてきた。だから本来であれば、｢賢治学会｣は｢花巻市民の会｣に対しては特に敬意を払い、感謝すべきはずなのだが昨今やっている事はそれとは全く逆の事だわな。｢賢治学会｣はこれでも . . . 本文を読む
さて、｢賢治学会｣からは例えば、
⑴ 私に対しては次のようなことがあった。
今春、仮説検証型研究という正攻法の手法で研究した結果を『本統の賢治と本当の露』という本にして出版したならば、程なく、5月に私に対する個人攻撃ともとれるような、代表理事名の文書が学会員へ送付された。
つまり、賢治研究の発展を願って正攻法の研究結果を公にしたならば、程なく嫌がらせをされるということが起こったと私は受け止め . . . 本文を読む
そこで私は、
なり振り構わずと仰いますのは……
とお訊きしてみた。すると先輩は、
あんな奇妙な文書を学会員全員にわざわざ送付したことさ。言い換えれば、あんな大人げない文書をわざわざ学会員に送ったという事であり、そのような事をしてあまりにも大人げない、ということだわな。
今回、『本統の賢治と本当の露』が全国に向けて出版された。これでますます鈴木さんの主張がいよいよ無視できなくなってきた . . . 本文を読む