風をもとめて~つれづれなるままに日々の想いを

「たか」が、日々の生活の中で想ったこと体験したことを、いくばくかの文字等で表しています。  

受け止めるのも力量

2006-06-03 17:39:30 | 本・雑誌

やはり本や雑誌が好きな「たか」。

「本や雑誌と出合う時は、その人に本当に必要となる少し前」との名言。



ここ最近、ふと手に取った本や雑誌で「ほう」と思ったのは次の二つ。



 「55cmの愛」雑誌「pen」



前者は、とある韓国の女性ラジオDJの生い立ちからこれまでが。

しかしそこにはすがすがしいくらい真っ直ぐな「思い」「生き様」が。

「最近ってこういった『一途さ』って忘れてるよなあ」とついため息を。

いつになってもこういった「素敵な物語」って読みたくなるよなあ、と。

「きれいな話」って受け止める側にも何かやっぱり必要だよね、とも。




後者はデザイン系の雑誌、今回は今注目の「佐藤可志和」の特集。

個別の作品はよく知ってるものばかり、でも全て彼の作品とは驚愕。

「潔さ」「暖かさ」の展開使い分けの抜群のセンスにただただ脱帽。

佐藤氏は当然なのだが、彼をチョイスして世に勝負した人々の感性。




思うに、二つとも実は共通していることがある。


全ての場合、「発信する」ことと「受け止める」ことは表裏一体。

受け止める感度をどれだけ持ち続けることが可能であるのか。




「たか」の感度って、どれ程受け止める力量があるのかな、とつい。