試合結果は2-1の我が愛する横浜の勝利。
そして試合終了後、ニコニコとした皆の笑顔。
よかった、やっとこれで大分の呪縛が消えた。
初めて大分に勝利することができたんだから。
そして、己が相手に向かって叫んだ捨て台詞。
「 誰が、あんなチームなんぞ応援するか !
来月からは九州に戻ることになったけどな!! 」
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程なく、勝利のコールリーダーの雄たけびが。
でも、己が一番好きだった歌が何故この時に。
これって、果たして一体偶然だったのだろうか。
♪ Ale~ Ale~
俺たち 横浜 Ale~ Ale~ !! ♪
ファンを辞めるわけでもないのに、と何故か涙。
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そして、6番の選手についぞ叫んだ言葉。
違う、10番や21番、2番の選手にもだ。
いや、若い仲間にも何度となく伝えた台詞だ。
「 あとは、頼む 」
彼らの存在こそがチームの将来に必要だもの。
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転勤が決まって、正直想い悩んでいた。
あれだけ望んでいた結末なのに、何故だ。
本当の自分の気持ちって一体何だろう、と。
でも、はっきりと今日の現場で確信した。
「また、レベルアップして必ず横浜に戻ってくる」と。
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横浜の街で仕事をするのは今月の末まで。
でも、まだまだこの横浜の現場は続くんだ。
各自一人一人の持っている力を現場で注ぐ。
遠くの人はただただ勝利を願い祈り続ける。
皆でJ1残留させるよ、それが絶対の使命だ。
我が愛する横浜ファンは、決してやめない。
だから、当面は遠くの街から祈り続けます。
そう、あの忘れることなき永遠の想い出の街から。
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平成18年11月26日(日)PM17:50 福岡空港第二ターミナル入口。
歓喜の爆発の瞬間、長年闘ってきた友を見つけた瞬間に泣き崩れた。
そして、本能的に彼に向かって叫んでいた自分への台詞を思い出した。
「 長かった、本当に長かった。
つらかった、本当につらかった。
でも、これで帰れる、もう大丈夫だ。
安心して、この街に帰ることができるよ。 」
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何度でもいう、我が愛する横浜のファンは絶対にやめない。
ちょっとだけしばらくの間、現場に集う回数が減るだけだわ。
もう、このチームの将来をいたずらに不安視しなくてもいい。
だから、当面は我が愛する友にこの最高な現場を託します。
そして、現場に来た際にはどうかまた一緒にお願いします、と。
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最後に。
本当に、今日は勝ててよかった。
そして。
この横浜を愛する全ての人々に捧げます。
ありがとう、の言葉と共に。
♪ どんなに離れても
またいつか my home town
ここで夢を見てた 海に囲まれて ♪
# BGM:「my home town」(小田和正)