西国紀行編・18
錦帯橋の脇にある槍倒し松(やりこかし松)
岩国武士の負けず嫌いを物語るエピソードとして、この松が植えられたそうだ
曰く、江戸時代諸大名が他藩の城下を通過するときには大名行列の槍は倒すのが礼儀となっていたそうだ
しかし大藩が小藩の城下を通る時は往々にしてその礼儀を守らずに堂々と通ってしまっていたらしい
岩国藩は6万石と小藩であったため例に漏れず無礼を受けていたそうだ
そこで憤慨した岩国武士たちは、橋の脇にわざと横枝の張った松を植えて
槍を立てたままでは通れないように仕向け、溜飲を下げていたという
なるほど面白い由来である
そして、そのこの柳の木や燕を相手に彼の佐々木小次郎が燕返しを編み出したという逸話を持つ、厳流ゆかりの柳である
NIKON 300 + AF-S DX Zoom Nikkor ED 17-55mm F2.8G (IF)
山口県・岩国市・錦川
2010年2月
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