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老人性皮膚掻痒

2025-04-20 22:07:58 | 日記
年寄りになってしまったせいか、皮膚掻痒がでてきた。
アトピー,アレルギー,花粉症,水虫などなども考えて皮膚科医にちょっと相談したり、市販の抗真菌薬を塗布したりとしたけれど、変わらず。
まぁ、「(老人性)皮膚掻痒症」なるものと…。
最近は、「加齢性ー」「老人性ー」という表現は、あまりしないのだとか。

そして、この皮膚掻痒に最も効果があったのが「ベビーオイル」でした。
ステロイドの類~リンデロンクリーム,リンデロンローション,リンデロン軟膏なども試したけれど、ベビーオイルが最も効果があったなぁ。プロペトにハッカ油を添加したものなども処方してもらったけれど、刺激で痒くなってしまった。

何が言いたいかと言うと「肌に油を塗る」ということの意外性というか年齢的変化の驚きです。
思春期以降、肌は脂を落とすもので、塗るものではなかった。それが、ちょっと前にローションを塗ると肌に馴染むという驚きがあったのです。それまでは、ローションとか塗ってもヌルヌルして気持ち悪いだけで、いつまでも皮膚の表面に残っていた。いつの間にか、ローションを塗ると、皮膚に馴染んでツルサラになるようになった。
そして、今では皮膚が乾燥して痒いからとオイルを塗るんですよ…。いつのまにこんな年齢になってしまったのか。

そして、「病院での処方薬よりも効くものがある」という事実を認識してしまった。ヒルドイドソフト軟膏,ヒルドイドローションよりも、市販薬で効果を実感するものがあるという意外な事実。世の中に化粧品メーカーのスキンケア用品があることを理解しましたよ。

ちなみに、主婦湿疹のような皮膚症状があった時期に最も効果があったのはヴィックスベポラップでした。今でも、新聞紙を触った後に指先が荒れたら、ヴィックスベポラップを塗ってます。リンデロンVGよりも効くのです。

自分でそのような体験をするまでは、患者がそんなことを言っても「そんなわけないでしょう」と思ってました。対応としては「そうなんですね」と言っていたけれど、内心は「気のせいでしょ」「自然寛解のタイミングだったんでしょ」と思っていたのが、実際にそんなこともあるのだなぁと。

そりゃあ、民間療法詐欺に騙されるひともいるわけだ。「非ステロイド」を謳っておきながらステロイド混合塗布薬を処方する民間療法詐欺までいるなかで、「医者から処方されたクスリよりも効く」ことが稀でもあるわけですからね。

これからも、自分の加齢的変化に対応しなくちゃいけないのかと思うと、暗澹たる憂鬱に囚われそうです…。

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