Takahiko Shirai Blog

記録「白井喬彦」

子供の世界のインターネット

2005-05-06 12:31:44 | Weblog
次に掲げる2枚の写真は、いずれも私の孫たちのゴールデンウィーク中の情景だ。

上下の写真は、撮影場所は地球半周ほども離れているけれども、フランスにいるほうの孫が見てるのは、もう一方の孫が淡路島を訪れた翌日のことだ。まあ、即日の情報交換といてもよいであろう。

デジタルカメラで撮った写真をフランスまでインターネットで送信している。だから費用はまったく掛っていない。フランスにいる孫が見ているプリントアウトの左上に、淡路島の滑り台上のもうひとりの孫の写真が見えている。

私の子供の頃は、遠方に住む従兄弟たちとはついつい縁遠くなってしまったものだったが、現在の従兄弟同士は遠く離れていても濃密な付き合い方ができている。

子供たちの世界には、こうしてインターネットがどんどん入っていく。本人たち自身がインターネットをやっているわけではない。けれども、時空を超えて情報が入ってきていることに戸惑いはまったくない。彼らは当り前のこととして知らず知らず受け入れている。

翻ってジャーナリズムの世界に思いを馳せると、この子らが大人になったとき、果たしてどうなっているだろうか。新聞も、テレビも、はたまたインターネットそのものも、現在とは大きく異なった機能が求められているのではないだろうか。これらメディアの各々の姿もまた、大きく変ってしまうのではなかろうか。



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