老朽原発うごかすな!実行委員会Blog

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関電包囲大集会に 参加して(ニュース 第27号)2020.11.28

2020-11-28 12:08:41 | 老朽原発うごかすな!実行委員会
リレーデモの案内は → コチラ

■■司会として参加しました■■

11月23日に行われた関電包囲大集会に司会として参加させて頂きました。
私は、普段は「Go west Come west」という団体で避難者の移住希望の
相談を受けたり、見学の際の交通費支援のお手伝いをしています。


関電本店に向かって(11月23日)

コロナ感染者が急増し、東京を抜いて日本一になった大阪。
大阪市も大阪府も何ら対応もせずに総合区条例にうつつを抜かしている状況
の中で、果たしてどのくらいの方が来てくださるのかと心配しながら
関電本店前に行くと、13時開始にもかかわらず、12時半にはすでに
人だかりができていました。

開始前から少し風が出てきたこの場所に、奈良から、福井から、
東京から、九州から、滋賀からと多くの人が同じ思いで集まってくる。
その思いはアピールの中にぎゅっと詰まっていました。


関電本店包囲に550人が参加(11月23日)

あの日、私は保育士として園庭で子どもと遊んでいました。
突然地面が移動し、何が起こったかわからぬままに、とにかく
子どもを室内に集めました。

命を守るということの重さを、あの時感じました。
福島の保育士たちが、あの日、昼寝中の子どもを起こして、
ぐずる子どもたちに片っ端から服を着せ、津波から逃げるために
山へと急いだ事を、後から知りました。手のひらがブルブルと震えました。

今も放射能が降り続く福島。核処理施設に怯える青森。
汚染水放出に怒る大阪。理由もわからぬままに被曝させられ続ける人々。

命を、暮らしを蔑ろにするような関電や政府、都道府県への怒りを胸に、
全ての人々が幸せに、安全に、健康に暮らせるように原発に「No!」を、
皆さんと活動していきたいと思います。

参加させて頂きありがとございました。
(Go west Come west 河住和美)


大阪駅前(梅田)に向かってデモ行進


■■原発をストップさせるのは 広範な世論の声■■

11月23日の老朽原発うごかすな・関電包囲大集会ごくろうさまでした。

奈良には、「さよなら原発のグループ」と「原発ゼロをめざすグループ」があり、
それぞれが脱原発の運動をすすめていました。昨年9月から共同の取り組みを
進めてきました。

共同の取り組みの要になったのが、毎週金曜日の「脱原発奈良でも行動」です。
2011年の福島原発事故後に若者の行動として始まり、
JR奈良駅前に集まり、関電奈良支社の門前で「原発いらない」
「再稼働反対」を訴え、JR奈良駅前までの行動です。
11月20日の金曜日行動で413回となりました。

奈良県議会に超党派の脱原発議員連盟が創られ、福島原発事故の調査や
脱原発運動を励まし、9月の「老朽原発うごかすな」の大阪集会の取り組みでは、
中嶌哲演さん、木原壮林さんを迎えての脱原発議連への要請行動では、
会議室で議連のみなさんに迎入れられ、励ましを受けました。 
また靫公園の集会には、今井光子県議が参加されました。

地域の運動では、「原発ゼロへ・生駒の会」がつくられ、他団体との共同の
署名推進センターをつくり、近鉄生駒駅のコンコースで継続的な
宣伝・署名行動が取り組まれています。原発をストップさせるのは広範な
世論の声です。そのためにも共同の取り組みが求められています。

私たちは、来年1月30日に「あれから10年 傷は癒されず」の学習・講演会を
3・11のプレ企画としておこないます。3月14日には、原発事故から
10年「原発ゼロ・被災者支援奈良のつどい」をJR奈良駅前東口広場でおこないます。

原発のない、安心・安全な日本をめざし、地域から運動を広げましょう。
(原発ゼロ・被災者支援奈良のつどい実行委員会 梅林光生)


■■老朽原発うごかすな! リレーデモ道中記■■

11月23日の関西電力本社前集会を烽火として200㌔先の美浜町までの
リレーデモの闘いが始まっています。

2日目24日から午前中のリレーに参加しています。老朽、老体にムチ打ちながら
時に初冬の町を抜け目指すは老朽原発美浜町!!コールに歩調を合わせ、
時に晩秋の様相を呈する田舎の風景に目をやり楽しくもあり、しんどい時もあります。


2日目のデモがスタート(11月24日)

このリレーデモは実に多くの事を考えさせてくれます。
あれぇ~「老朽原発、40年定年説」が公式に発表されたのはいつだったかな? 
根拠は何だったかな?等の疑問が脳裏に浮かび帰宅後は慌てて資料を見て
勉強です。こうした気づきは歩いて脱原発、歩いて再稼働阻止の確信の
ヒントが掴めて大変貴重な時間です。

原子炉等規制法改正と「40年ルール」の導入は、 2012年の
原子炉等規制法改正により、発電用原子炉の運転期間が明示されることになった。
即ち、「 運転期間を原則40年間とした背景としては、原子炉設置許可の
審査に当たり、40年の 運転年数を仮定した設計上の評価が行われることが
多いことが考えられる」これらをヒックリ返したは2016年です。

ということは原発の設計は当初から40年を前提として組み立てられている
ということです。しかし、それでも1回限りの延長も認めるとも表記されています。
関電はこのことを利用したのですね。

この特例を許せば、現在稼働中のものを含めて14原発25基が
「安全審査」を申請し、合格書にあたる「審査書」に適合となっています。
今後、これらの中から原発の再稼働と老朽原発再稼働の特例が多数出てくるでしょう。

今、止めなければなりません、関電の老朽原発再稼働阻止の闘いは
未来に向けた大きな山場と言えます。頑張りましょう。正念場です!!
(釜ヶ崎日雇労働組合 三浦俊一)


■■ 12・9美浜町申し入れ・抗議行動に参加を ■■

リレーデモの最終日、12月9日(水)午後1時に美浜駅に集合し、
美浜町内をデモ行進。美浜町役場前でアピール行動と美浜町長、議会への申し入れ。
再度美浜町内デモ行進の後、関電原子力事業本部包囲抗議行動。午後4時解散。

行動の詳細、交通手段などは実行委員会(橋田・090-5676-7068)までお問合せください。


リレーデモの案内は → コチラ

★紙版の『老朽原発うごかすな!ニュース 第27号』
 ダウンロードは → コチラ

facebookイベントページは
https://www.facebook.com/events/330870701519014

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