ほげほげ日記

骨肉腫治療の入院日記とその後のほげほげ生活

どうしたものかと

2007-10-18 23:11:41 | ほげほげ日記
夜になって叔母から電話がありました。
本日叔母は用事があって市内某所の病院に行っていたのですが、そこで
ちょっとびっくりするようなことがあったというのです。
すーごく期待をさせるような口ぶりだったので何事だろうと思って黙って
聞いていましたら…。
その病院のフロアーにて、私の父親を見かけたというのです。

我が家は私が小さい頃に両親が離婚しており、私は母のもとで育てられました。
父親と最後に会ったのは小学6年くらいの時です。最後に連絡があったのは
確か高校2年の終わりごろ。その時も母が応対しているので私は小学6年以降
まったく父親と接触ができなかったのです。
母が父をたいそう嫌っているというのもあるのですが…。私はほとんど父に
会わせてもらったりできず、連絡先を教えてもらったりもできませんでした。
離婚したのだって、そもそもうちの母親が父の連れ子を虐待したのが原因
です。小学生の男の子をバットでなぐるなんて、ありえないですよね。
その子(私の義理の兄ということになるのですが)は、母がそういった暴力を
振るうので家の中にいられず、毎日父親が仕事から帰ってくるまで家の外の
街灯の下で暗い中待っていたそうです。

まあそのようにして20年も会っていなかった父が、こんな身近にいようとは…。
私もここ一月ほどその病院に叔母と行ったりしているので、会おうと思えば
いつでもあえるわけです。
でもですね…。
確か父には新しい家族がいるような、そんな話を聞いたことがあるのです。
となると、いまさら私が会いに行っても迷惑…になりますよね。叔母も
それは同じ意見のようです。
叔母はこのことは私には黙っているか話すかちょっと考えたそうなのですが…。
こういう状態なので、そんな話をされてもどうしよう…という感じで
とっても混乱しています。
まぁどうしようもないんですけれどね。
ただ、現在70歳台後半の父が、入院中だから元気とはいえないまでも
無事に生活を送っているというのがわかっただけで、よしとしなければ
なりません。
今週末も病院に行く用事があるのですが…。会ったり声をかけたりする気は
ないのですが…。
なんとも、どうしようもない気分です。

本日の私:複雑な心境です