ほげほげ日記

骨肉腫治療の入院日記とその後のほげほげ生活

いよいよ抗がん剤投与開始

2005-04-29 15:32:07 | がん闘病日記
木曜日、最初の抗がん剤の投与がはじまりました。骨肉腫は放射線治療ができないため抗がん剤の量がかなり多くなるらしいです。そして抗がん剤といえば副作用。吐き気とかしびれとか脱毛…。
ゆうべは吐き気に悩まされ、看護士さんに九時頃吐き気止めの点滴(なぜか眠くなる成分が含まれている)をしてもらいそのまま眠りました。あとは手と顔面に軽いしびれがあります。脱毛はまだ三週間くらい先の予定…。
とりあえずベッドからあまり動けないのがつらいです。カテーテル二つつながってるし。食欲もないし。でも今日は概ね気分がいいです。
余談ですか、旦那が日に日にがんに詳しくなっていって笑えます。そのうちがん博士になりそう‥(笑


生検手術。

2005-04-28 10:03:10 | がん闘病日記
27日、生検手術を受けました。患部の組織をとって病名を確定するのが目的です。と言っても画像診断でほぼ骨肉腫というのはわかっていたので、最終確認のために行なうという感じでした。手術自体は麻酔で眠っているので全然覚えてません。でも手術がおわって目が覚めた瞬間、息苦しいし、気持ち悪いし、頭はぐらぐらするし、最悪でした。病棟に戻っても左右の足は固定され左腕には点滴、右鎖骨下にカテーテルをうめこまれ身動きがとれない…。頭もがんがん痛むし、つらい一日でした。でも旦那が朝からずーっと付き添っていてくれたので心強かったです(^-^)


入院前のこと

2005-04-26 17:45:57 | がん闘病日記
足がいたくなりはじめたのは2004年の夏ごろだったと思います…。
7月半ばから教習所に通い始めて、それと同時くらいにいたくなり始めた覚えがあります。筋肉痛だと思ってサロンパス貼るくらいですごしていましたが。11月にはいったあたりで結構な痛みになっていたので地元の整形外科にいきました。レントゲンをとってもらったところ特に問題はないということで痛み止めのシップだけを処方されました。そしてそのときは一晩シップ貼っただけで痛みがとれちゃったのです!
それからしばらくしてまたいたくなり始めたのは多分年明け以降だったと思います。3月末にかなり痛みが強くなったため前回行った整形外科にいきましたが、11月と同じものが再発しただけと判断され(骨膜炎といわれた)、レントゲンもとらず薬の処方だけでおわりました。しかし5日分処方された鎮痛剤やシップがなくなるころにも痛みはひかず。
むしろひどくなる一方でした。
もう一度同じ病院に行き、再びシップや鎮痛剤を処方されました。
「一週間くらいで痛みはひいてくるはず」
「お風呂入って暖めた後痛み楽になるでしょう?」
と骨膜炎であることを前提としたお話でした。
痛みを必死で訴えたつもりでしたが、ただの「骨膜炎ごときで騒ぐへんな患者」にしかみえていなかったと思われますw

その後会社の人に教えてもらった別の整形外科に。
もちろんレントゲンもとりました。
私が見ても骨がえぐれてなくなっているのがわかりました。
痛いはずだよ…。

そのとき診察してくださった先生が(この日3回診察室にはいった)、
一回目「靭帯炎かも」
二回目(レントゲン後)「この骨のえぐれたところに良性の腫瘍があるかもしれません。うちの病院の本館か、船橋医療センターに行ってCTやMRIをとってもらえるように紹介状を書きますから。」
三回目「紹介状がんセンターのほうに書きました。ここは良性の腫瘍の治療もしますから。今日金曜日だから月曜には行ったほうがいいと思います。」

へぇ~とおもいました。このときはホントに良性の腫瘍だと信じていました。
今思えば先生が気を使ってくれていたのかなと思います。
私自身はぜんぜん深刻にかんがえていませんでした。
なので月曜ではなく火曜にがんセンターに予約を入れました。月曜は〆日で、私はタイムカードの集計やらで色々忙しい日だからです。旦那はある程度気づいていたようで、ネットで骨肉腫のことをしらべたりしてました。ほんとに火曜日の午前がんセンターの先生に「骨肉腫です」といわれるまで良性の腫瘍だとしんじこんでました……。

しかもその場で入院。まさか家に帰れないなんてかんがえてもいなかったのですごいショックをうけました…。

なぜ~どうして~
そんな考えがぐるぐるまわります。入院3日目くらいまでは泣きっぱなしでした。一人のときはw
でもお友達がたくさんお見舞いに来てくれたりしてだいぶ落ち着いてきました。
明日生検手術です。
明日あさってくらいから抗がん剤の投与がはじまります。
がんばるしかないです。

入院3日目から4日目

2005-04-23 20:54:22 | がん闘病日記
入院する前から地元の整形外科でもらったロキソニンという鎮痛剤を飲んでいました。がんセンターに入院してから、痛みがひどいときにのむように、とペンタジンというお薬をもらいました。ロキソニンよりも効き目も強く効き目の持続時間が長いということで看護婦さんにもすすめられ、3日目の夜に飲みました。
事前に看護婦さんに、ちょっとめまいとかするかもしれませんとはきかされていましたが。

…22時の消灯時間のころには、冷や汗ダラダラw
ベッドの上で冷や汗をダラダラかきながら耳鳴りに悩まされること3時間。
「ト、トイレ・・・」と思い車椅子に乗りトイレの前についたときにはもう気持ち悪いし、めまいはするし限界が近づいておりました・・・。それでもプルプルしながらトイレをすませ看護師さんに「すびばせん・・気分がわるいんですが・・・」と助けをもとめました。
はう。
看護士さんのアドバイスは「冷たいものでも飲みますか」でしたw
しかたないのでとりあえずお茶(ぬるい)を飲み、ふるふるしながら横になりました。ウトウトして朝をむかえると、ああ、胃がムカムカして朝ごはんがまったく食べられませんでした・・・。
さらに間の悪いことにその日突発でCTの検査がはいり、お昼ご飯も抜きw
お友達がお見舞いにきてくれまいたがヘロンヘロンで応対するしかありませんでした・・・。
貧血でふらふら。夕飯はなんとかマトモにたべられるようになりましたが。
その後、昨夜の話を聞いた主治医の先生がいらして、かわりのおくすりを置いていってくれました。

・・・モルヒネだ!!!!!(ギャー!!

ようこそ。

2005-04-23 20:29:03 | がん闘病日記
ここは、2005年4月19日に病院に突然入院することになった私 りら の入院日記です。
初めての入院生活をほげほげとつづっていきます。どうぞよろしく。