ほげほげ日記

骨肉腫治療の入院日記とその後のほげほげ生活

2007F1日本GPの惨状

2007-10-02 23:20:53 | モータースポーツ
行ってまいりました…。
F1日本GPin富士スピードウェイ…。

ひょっとしたら報道などでご覧になったかもしれませんが
ことしのF1日本GPは、それはそれはひどいものでした…。

結論から言いますと、我々夫婦は来年以降に富士でF1が開催される場合は
観戦しないことにしました。
トータルで15万円もかけて、むなしさだけが残りました。
あと、疲労感。
去年の鈴鹿の楽しかった日本GPが嘘のようです。
決して、悪意をもってFSWを貶めようとしているわけではなく、事実
を述べているのです。
年に一度の大イベント。非常に期待もし、楽しみにしていたF1だったのです。


詳細を以下に…。

ちなみにネットにて各方面で今回の日本GPの不手際について暴露されています。

http://f1.gpupdate.net/ja/news/2007/10/01/169377/
F1ニュースサイトとか↑
http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/news/CK2007100102052937.html
新聞とか↑
http://www42.atwiki.jp/kusotoyota/
まとめサイトとか↑

まず、輸送手段がらみの大混乱…。
サーキット周辺は指定のシャトルバスのみ進入が許可されてました。
乗用車はもちろん「徒歩も禁止」されていたのです。
しかしながら予選の日、サーキット敷地内の簡易舗装の道路が陥没し
当然のように周辺道路は渋滞。
数万人が3時間以上の足止めをくらいスタートに間に合わなかったそうです。
我々がいった決勝当日も状況は変わらず。
行きのバスは乗降場のかなり手前でぴくりとも動かなくなりました。
バスの列が見える限り先まで続いており、しかもバスを見限って徒歩で会場に
向かう人たちが続々歩き始めていました。我々もバスを降りて徒歩でサーキットに
向かいました。時間はギリギリ。スタートに間に合わなかった人もいたと思います。

帰りのバスは乗降場に大行列。こちらも見渡す限りの人の列。マンガみたい…。
結局バスに乗り込むまでに3時間。どんどん暗くなり雨も降って気温が下がって
いく中、みんな黙々とどろどろにぬかるんだ駐車場の列に並んでいました。
大変な混乱の中、アルバイトの誘導係の人たちが必死に駆けずり回っていました。

そして行きも帰りも、場内の動線がめちゃくちゃ。
西側客席から東駐車場へ行く観客、その逆の観客が交錯し大混乱。
関係車両を優先して通そうとしていたので大勢の観客がまっている
シャトルバスが何時間も足止め…。
そのうえ、関係車両もバス乗降場へ向かう観客と同じ道路を通したため
怒号がとびかっていました…。
徒歩でバス乗り場にむかっている観客をまるで邪魔者のように
扱う交通整理の係員の態度にあきれました。

レースもひどいものでした。
濃霧の中、医療用ヘリが飛べない状態での開催。幸いレース中にけが人が
でなかったからよかったようなものの、どうするつもりだったのでしょうか。
レーススタートは土砂ぶりの雨のなか、セーフティーカーが20周もレースを
先導する形ではじまりました。こんなの前代未聞です。レースが成立するとは
思えませんでした。
   なによりドライバー達にとって危険すぎます!!!!!
雨が小ぶりになってきたら、今度は濃霧。数百メートル先の電光掲示塔がまったく
見えなくなりました。逆をむくと、第一コーナーの先のスタンドも全く
見えなくなっています…。
ふんぱつして、ひとり6万5千円の席で観戦していましたが、はっきりいって
全然心から楽しむことができませんでした。

レース終了後、落胆しながら席を立った私達は文句を言いながら歩いて
おりました。途中、こんなことを言っているのは私達だけかなと思って
いたら、近くを歩いている人たちも「富士はもう来ない」といった内容の
ことをいっていました。
本当に、色々な意味で辛かったです。
富士は「F1を開催できるサーキットではない」ことを自覚してほしいと
思います。富士のHPに8行足らずの謝罪文が掲載されていましたが、本当に
謝罪する気持ちがあるのなら、しっかり体制がととのうまでF1開催は
やめていただきたいと思います。