老人の寝言

頭の体操

入院

2009-05-17 11:42:01 | 健康・病気

私も後期高齢者です、その所為ですか最近体のあちこちが故障が続出して病院と仲良しになってしまいました。 1、鼻にポリープが出来その切除で近日入院です、2、前立腺肥大症がまたぶり返し再度手術の要ありです、3、ギックリ腰から来る足の歩行困難、以上此の3点が急ぎ治療を必要としています、死とは直接関係ありませんが加齢とともに私自身が毎日鬱陶しく早く直したいと希望しているところです。 大病院も忙しいと見えましてなかなかおいそれとやってくれません、泌尿器科の先生は目下一人で孤軍奮闘中でとても手術には応じられないとの事です、俗に言う医師不足で患者に皺寄せが来ています、医師免許を返納したわけでもないでしょうからどうなったか私共には分かりません。 厚労省も医師不足を言っていますが実情を把握しているのでしょうか、医師免許を悪戯に捨ててしまうわけではないでしょうから何で勤務医を辞めたのか現場の声を聞き早くこの問題の解決に努力をして頂きたいものと思います。 卒業大学が国公立の場合ある程度のお礼奉公的な(表現が悪いかもしれません)期間を設けても宜しいと考えますが大方の御批判を仰ぎたいと思います、防衛大学卒でさへ任官拒否がありますので考えさせる問題です、公金(税金)からの支出がある以上はそれに伴う義務も発生するものと考えますが如何でしょうか。 今回鼻の手術で特に感じました事を列挙します、私は患者で医学的な事は皆無ですが此の年まで生きた経験から申し上げます、今回病院を訪れ手術に至る過程を追って見て何でここまでしなければならないかと言う素朴な疑問が拭えません、順を追って説明をしますと先ず第一回目の問診から患部を見て『これはもっとよく診る必要があるから此の日に再度来なさい』と言う事で次の診療日を言い渡されます、第二回目は先ず1CT から始まり 2レントゲン撮影(胸部) 3採尿 4採血 5血が止まる時間の測定 6心電図 7肺機能テストと続きようやく終了です、なんと2時間余り、とうに昼食時間は過ぎていました、先生との時間はたったの10分あるかなしかです、最初のCT で予約時間を過ぎてしまい先生とのお話はほんの短い時間ではいお次ですと言う按配です、先ず最初の予約時間の設定です、大勢の患者ですからとの言い訳ですがこれは予約時に織り込み済みです、永年の豊富な経験・実績からしてその積りになれば可也正確に把握出切る筈です、急患が入れば当然遅れますその事ぐらい誰も承知です、『待たしときゃいいわ』では困ります、病院側も患者を待たせるのを何とお思いか?『俺が診てやる』という態度から脱却していません、病院も一種のサービス業です患者はお客様ですお客様がお金を運んでくれるから経営も成り立つのです、言葉が少々乱暴になりましたがこれが真髄です、また患者は悪いところがあるから病院に行くのです、その時は何もかも医者任せです、それを『直してやるんだ』的な考えがあるならば医師失格です、何も平身低頭は両者共不要ですお互いに人格を認め合い対等に話し合えばそれでいいのです。 病院理事者にもの申したいこういう実情は即刻改め患者は早く此の苦痛から逃れたくて病院に来ているのですからこの実情を御理解の上至急こういったことは改めて頂きたい。  私の年令を勘案しての御配慮でしたらもっと研究して下さい、先日の日曜日ノド自慢に90歳過ぎの老人が大声で唄を歌っておりました私も吃驚ですがこれほど高齢者には年令だけでは判別しにくい元気なおばあちゃんがいらっしゃるのです、それを病院で決めたマニアル通りの診察過程を径らないと次に進まないのは余りにも杓子定規的な考えではないでしょうか、今までの経験・データーなどで医師自身が自分で判断出来ないのですか、患者毎皆違うのですから医師も自分の技術・経験をつみ臨機応変に対処したらお互いの時間の無駄が省けると言うものです、強いて言えば医療費の無駄使いが是正されるわけです、私達が払う医療費も国からの診療報酬も少なくて済み今騒がれている種々の問題の解決にもなるわけです。 今のままの延長では老人が増えるに従って加速度的に医師が加重労働になり患者も満足を得られません、これは国にとっても由々しき問題です、早速こんな弊害は改めるべきです。 十人十色と申します一つの方程式に固執する必要は更々ありません、人それぞれ違うわけですからその人に合った診療方法がある筈です、その為には医師も技術を磨く事をお勧めします、機器が測定したデーターを患者に伝えるのみでしたら失礼ですが私にも出来ます、ですから医師の経験・技術が生かされてくるのです、傍目八目ではありませんが患者は自分の生死に関る事です、色々の情報を取っています、医師もそこそこ勉強して頂かないと患者に追い抜かれます、絶えずの研鑽があってこそ患者の信頼が集まるのです、患者側も勝手な事を言うだけでなく自らも自分の体です充分に医師とのコミニュケーシャンを取られるよう気をつけなければなりません。


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