たぶん、私の師匠が太気拳を澤井先生に習い始めたのは私が産まれた頃。
私は先日34歳になったので、師匠の太気拳歴もそのくらいだと思う。
稽古に参加するときは、いつも師匠の『揺り』の動きを視界に忍ばせているので、動きが脳裏に焼き付いているのですが、その動きを自らの体で再現しようとするとナントモ難しい。
私自身にセンスがないと言われればそれまでだが、やはり30年以上の歳月をかけて熟成された動きというのは簡単に見えてもそう易々と真似できるモノではない。
しかし、真似をしようとし、イメージに動きを重ねていくと師匠が何を体現しようとしているのか、何を伝えようとしているのかが(勘違い程度に)理解できてきたような気がする。
精進あるのみです。