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ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

ミルマスカラスvs鶴見五郎

2021年12月09日 | プロレス
馬場から重宝された鶴見五郎。
上手い試合展開。ヒールだけどランカシャースタイルを会得し
メキシコスタイルでも闘える。

呼べば集客力も有るし視聴率も取れる
子供の頃1番好きだったミルマスカラスが自分の思い通り
試合を展開出来ず、やられている姿を見ると
ホント胸が空く思いです。
プロレス入り前、レスリングでは
ミルマスカラスは東京五輪メキシコ代表候補、
鶴見五郎もオリンピック強化選手。

試合もマスカラスの良い所ばかりの展開では無く
フライングクロスチョップをすかしたり、所々
マスカラスの思惑を外しつつ、試合を成立させている感もします。
兎に角、マスカラスはセルをしない事で評判良くないですし。
自分の書いた絵に相手が乗るのが当たり前的な考え。
他の試合では解説の馬場がマスカラスの試合を評価していなかったり。
(馬場の解説もファンのニーズと外れる事は多々ですが)

しかし当然、鶴見は負け役です。


Mil Máscaras vs Goroh Tsurumi ☆1983


ロサンゼルスでマスカラスからアメリカスヘビー級タイトルを奪った
グレート小鹿はどういう感じでベルト取ったのかしら?
反則混じりとも思いますが。
メキシコ人が多いLAではマスカラスはスーパースター。
小鹿が言うには、オクラホマかな?のテリトリーに移ろうとしたら
日系プロモーターのミスターモトに「youの席が亡くなるよ」と言われ
「モトさんの所に居たらチャンスくれるのか?」と聞いたら
「やる!」との返事。小鹿は抜かりない人にも思えます。
そこからマスカラスとの連戦でお客が腹立てる事ばかりやっていたそうな。
と、小鹿の話になってしまいました。
鶴見も小鹿も「ありがとうTV」というYouTubeチャンネルに出演した時の話。
(面白い内容多いのに再生数が伸びない)

IWA王座に挑戦した時は何とも試合がスッキリしなかった小林邦明。
昔ファンだった人間がレスラー仲間で嫌われるのが良く解った、
もう闘いたいとは思わなかったと。
栗栖はかなり硬く当たったそうで、マスカラスは怒ってたと。
しかしレスラー全選手が試合を見てたと。
マスカラスの評判の悪さが良く分かる光景。

鶴見のマスカラス戦。
マスカラスペースで試合は進むも、簡単にそうはいかないぞ!
という、国際時代に独立愚連隊でヒールをやっていた
鶴見らしいヒールのバイプレイヤーな試合に思えます。
天龍がマスカラスのIWA王座に挑戦した時、天龍の勢いは良くとも
グラウンド面で基本的に譲らないタイプのマスカラスは
敢えて(というか頼まれて?)天龍に花を持たせたのかな?とも。
マスカラスの引き立て役のカードの鶴見戦。
私個人的には鶴見贔屓というか、セルをしないマスカラスを
引き立てつつ、自分の良い持ち味も出して気を吐いた気がします。
マスカラスと鶴見、どちらがオールラウンドでプロレスが上手いか?と考えると
私個人は鶴見に軍配が上がる気がします。
バイプレイヤーらしい上手さというか。


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「仮面貴族」の悲哀 (凸椪)
2021-12-10 17:22:31
この度の秋の叙勲で、長年の(?)日本における活躍により旭日双光章を叙勲したニュースを新聞で読みました。本名は Aarón Rodríguez Arellano Sr. と仰るそうです。マスクマンだからと言って、決して“千の顔を持つ”正体不明の外人じゃぁなかったんですよねぇ…??それと「外人レスラー=悪役」という概念を覆した功績を人気に繋げた功労者だったのかと思います。
マスカラスを最初に視たのは、日本プロレス時代で確か初来日時には故・星野勘太郎との一戦が記憶に残っています。それ以前にもメキシコ遠征の経験があった星野との試合は、マスカラスの持ち味を十分に引き出させた名勝負として見応えがありました。そのシリーズでは吉村や猪木との絡みもあったかと思いますが、彼の“雄姿”を直に観たのは、1979年8/26「夢のオールスター戦」でのセミで、鶴田・藤波と組んで、マサ齋藤・タイガー戸口・高千穂明久組との6人タッグ戦。その後、全日入りしたザ・デストロイヤーとの覆面世界一抗争とかもありましたが、私個人では市井の人気とは裏腹にあまり関心はありませんでした。実際に内外プロレス業界での評判も今一つ二つと言った感じだったと、数々の関係著書でも散見しましたし…。
まぁ彼個人の人気とスター性を強調し過ぎるあまり、リング上では自分本位のパフォーマンスを展開していたのかも知れません。確かに集客力もあり、相手が鶴見五郎ほどの個性的ながら受けも上手い選手ばかりだったら、どこのテリトリーでも歓迎されるのでしょうが…。ひと口に人気や集客力と言っても、メディアや団体によるプロモーションの下支えもあるわけでしょうから。その点、G馬場はマスカラスの商品価値を見抜いていたのかと思いました。
IWA選手権といっても、かつて国際プロレスにあった看板タイトルではなく、いわばマスカラス個人認定のベルトでしょうから。
初来日から半世紀となりましたが、パワーダウンして来た頃に、誰かが“ブック破り”でマスク剥ぎを実行していたら…と意地悪いことを想像したこともありますが、以前にこちらのブログで、鈴木みのるにボコられた一文を目にして、映像を探してみたけれど見つかりませんでした(笑)。でも Jigsaw というバンドの演奏する Sky-High に乗ってリングへ登場する場面、リング上でステップを踏むシーンは素直に格好いいと思いました( Sky-High をテーマ曲とした映画を視た覚えがあります)。入場時にテーマ曲を流したのは、コレが初めてじゃないかと思います。それと「外人レスラー=悪役」という概念を覆した功績を人気に繋げた功労者だったのかと思います。彼も日本マット界では、多少の不満があっても仕事をやり易かったのではとも…。
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凸樫さん (太郎)
2021-12-10 21:06:28
マスカラスの旭日双光章受章、コメント頂き調べて驚きました。
近年の世界的な章の重さがどうにも利権絡みの理解出来ないモノが多いのですが
マスカラスの旭日章には流石に驚きました。
子供のプロレスのバイブル(笑)とも言われるプロレススーパースター列伝で
恐らく昭和55年頃だと思いますが映画の大ヒットで記者会見されている内容で
女性記者から「貴方の名前はアレンロドリゲス、39歳ね」という場面があり
マスカラスが激昂するという描写で当時憧れのマスカラスが自分の父と同じ位年齢!と
子供心にショックを受けたモノでした。その頃はブッチャーの著書で
「飛べないイグアナ」とコケ降ろされていたりの頃で。
しかしマスカラスの素顔を見た希少な日本人レスラーは「あの人は本当にハンサムだった」
そう言ってましたな。シャワー浴びる為マスクを脱いだ所、好奇心で若手の大仁田が
マスク被ったら、マスカラスにバレ滅茶苦茶怒られたんだよ‥というFMW時代トークに驚きました。
生まれて初めて買ったレコードが「スカイハイ」でディスコでもかかっていた様ですが
この入場シーンとオーバーマスクを投げる格好良さ、華やかさは千両役者ですね。
マスカラスは竹内康介氏が3年に渡りマスカラスをゴング誌で追いファンの期待を煽りまくり
3年後、日本プロレス招聘での来日で日本でもスーパースターとなった下地が有った様で。
外国人=悪役では無いというのはいち早く国際プロレスでビルロビンソンが
外国人エース路線を築いたというのが有りますが、やはり日プロと国際では規模が違うでしょうかな。
と、マスカラスもロビンソンも人としての評判は共に微妙ですな。
オールスター戦の試合をYouTubeで見ましたが、コレまたマサ斉藤とレスリングのバックの
取合いで一歩も譲らなかったり、52年田園コロシアムでの鶴田とのUN戦も
鶴田は苛ついている様にも思えたり。
この動画の鶴見戦、私S58年当時、胸をワクワクさせながらこの試合観ていると思います。
IWA王座はベルト利権屋とまで言われてしまったルーテーズの新興団体が元でしたよね。
小林邦明とのIWA戦観ましたが、コレまた酷いモノで。
鶴見は負け役といえど、椅子でトペを防御しようとしたり
マスカラスのカッコ良い所を観たかった子供には残念だったと思いますが
一方的負け役より少し自分のアピールも出来た試合に思えました。
鈴木みのるの話はカブキの自伝で語られてます。もう色んなYouTubeチャンネルに出演している
カブキは本の内容を色々語ってしまってますが中々面白い本です。
私個人としては両者セルしない、写真も映像も残っていない
マスカラスが秒殺されたという半シュートのローランボック戦を観たいですね。
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