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ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

KREATOR 「Radical Resistance 」のリズム

2025年03月31日 | テクニック
先日、バンド&中学の後輩君のライブ観に行ったのですがスピードメタルでした。
PA無しの西荻窪PIT BAR。私も過去出た事有るのですが
70、80年代のアンダーグラウンドなクラブ、ライブハウスで当日は
ロン毛にメタTかライダースジャケットの黒ずくめ日本人
そして欧米人が多いので80年代のパンク、ハードコアのライブハウスに
居る気分になります。絶滅危惧種的で貴重ですね、永くやっていていて欲しい。

ひたすらテンポの速い曲を叩き込む若い彼等(私と23歳以上開きが有る
メタル畑ではこれまた絶滅危惧種な人達)の体力につくづく感心しましたが、
私は毎日頭痛で体力が削られているのでハコの最後部の椅子席で座って観ていましたが
次に出たバンドが彼等と同じ世代のスラッシュメタルバンドでした。
演奏力も高くて、難しい事やって居るんです。
リズム、テンポがコロコロ変わる曲が多くて。
私も過去、CAMELやSANTANAで微妙なテンポ調節の曲をやり
曲の途中で微妙にダウンテンポになる、凄く難しいテクニック、
大幅に変えるなら大丈夫なのですが、これまでラテンノリでノリノリに弾いていたのに
微妙なブレーキの踏み具合になる。意図的に下げるんですな。
私がやった曲達はギターのメロディーメインの曲なので
テンポダウンする度にビビっていました。
念入りにリハをしているバンドだな、と思いました。
私には凄く難しかったので、ちょいちょい魅せる
難易度高いテクニックより、微妙なテンポダウンするテクニックに感心しました。

最近はヘビーロックをあまり聴かない&プレイしていないので
その後は疲れヨロヨロでライブハウスを後にし帰宅しましたが
あの微妙なテンポダウンが頭に残って。

で頭に浮かんだのがクリーターの名作
「ホーデスオブケイオス」の6曲目のこの曲。



スレーヤーばりに走りまくり演奏しているのに
意図的に微妙テンポダウンしている気がする。
クリーターの初ライブは09年のスラッシュドミネーションでしたが
ほぼクリーター目当て。照明やVJの様な背景と演奏の凄みに
飲み込まれましたが、この日ライブでドラム叩いていたのは
オリジナルメンバーのヴェンターでは無く
激テクバンドのドリームシアターのドラムオーディンで
最終選考に残ったマルコミンネマン。
UK等、ジャズロック、プレグレの
凄いバンドで叩いているだけでは無くドラムブラストビートも得意としている
マルコ。ヴェンターは突然か?大きなアナウンス無しに
一時脱退。ミレが言うには「ヤツはタトゥーアーティストにでもなりたいんだろ」と
あまり良い別れかたでは無かった感じ。結局戻ってくるのですが
爆走系スラッシュメタルバンドのクリーター。
走るギターやボーカルに正確なリズムのマルコとの
微妙なリズムが面白かった。
走る他のメンバーのリズムをマルコが修正する様な感じ。
当日、この「ラディカルレジスタンス」が演奏されていたか?覚えていませんが
アップテンポなリズムを微妙に下げる様なこの曲のテクニック、
PIT BARで観たバンドがプレイする曲達を聴いて
「難しいテクニックだよなぁ」と思い出しました。

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